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休み時間 ページ43

烏間side

 先ほどの授業、体育で見たところ・・・鈴木A。さすが殺し屋といったところか。だがよく考えれば詳しい話を聞いていなかった。

烏間「Aさん、少し話があるのだが・・・いいか?」

貴方「大丈夫ですよ?・・・あ、ごめんね皆先食べてて。」

 そして転校して1日でここまでクラスに馴染めている。まあこのクラスはもともと馴染みやすいがスコア150以上の殺し屋はここまで普通に人と接することが出来るものなのか?



ガラガラ

烏間「ここでいいか・・・ではAさん、急にすまなかったな。」

貴方「いえいえ、全然大丈夫ですよ。どうかされたんですか?」

烏間「先ほどの体育の時間、さすがだな。」

貴方「あ、ありがとうございます。」

烏間「さすがスコア150越えの殺し屋だな。」

貴方「え?」

烏間「?君はその年でスコア150を越える殺し屋だと聞いているのだが・・・」

貴方「・・・私殺し屋じゃないんですけど。」

 ・・・は?



貴方side

 烏間先生が急に暗殺の話を始めた。

烏間「さすがスコア150超えの殺し屋だな。」

貴方「え?」

 殺し屋?何で?

烏間「君はその年でスコア150を超える殺し屋だと聞いているのだが・・・」

 ここは正直に言ったほうがいいよね・・・

貴方「・・・私殺し屋じゃないんですけど。」

烏間「・・・君は鈴木Aさんで間違いないか?」

貴方「そうですけど。」

烏間「17歳で殺し屋では・・・」

貴方「17歳ですけど殺し屋ではないです。」

 ・・・なぜこうなる?

烏間「まさかっ!!」

 そういって烏間先生はパソコンをいじり始める。

烏間「やはり・・・」

 何が?

烏間「・・・実に言いにくいことなのだがAさん、どうやら君は人違いでこのクラスに来てしまったようだ。」

 ・・・は?

貴方「どういうことですか?」

烏間「どうやら君と同姓同名、同い年の殺し屋がいるようだ。」

貴方「え・・・じゃあ私どうすれば・・・」

 いまさら戻るのも・・・

 烏間先生は少し考えてから口を開いた。

烏間「だがこのことを知られてしまったし、君は暗殺に成功する可能性がある。・・・これは俺の独断だがこのままこの教室にいてくれないか?」

貴方「・・・はい。わかりました。」

烏間「・・・そうか。だがこのことは本当にすまなかった。」

貴方「大丈夫です。」

 でも私と間違えられた殺し屋、どんな人なんだろ・・・同姓同名、同い年か・・・。

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作者名:黒研&いちご煮オレ☆ x他1人 | 作者ホームページ:http://腐女子のホームページを見る奴がどこにいる。  
作成日時:2015年1月1日 18時

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