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一同「ナイスキー!」

『岩泉ナイスキー!10本連続〜!』

金「すご……!やっぱり岩泉さん、すげぇ……」

国「ね…中3の時も凄く強かったのに、会わなくなってからもっと上手くなってるよね……」

『ん、ごめん時間だ。そろそろ帰るね。』

花「え、A今日帰るの?」

『うん、家の用事があるんだ…大会前なのにごめん〜』

岩「まぁ、家の用事ならしょうがねぇべ。」

松「明日、今日の倍働いて貰おうぜ、花巻?」

『それはちょっと…w』

花「そうじゃないと俺らの心は癒えねぇよな、松川?」

『な、何をたくらんでいるんだ……』

松「じゃあ俺肉まんで。」

花「じゃあ俺餡まん。」

『え……』

松「え、じゃないよね?」

花「心がぁ!Aが居なくて心が痛いぃ!ぐわぁぁ!!」

『あぁッ……こんな時、代わりに奢ってくれる優しい人…居ないかなぁ??私ぃ〜、そうゆう人がぁ〜、“タイプ”だなぁ??』

オイ「!!」

岩「……はめられたな。」

金「え?」

岩「及川、中学からずっとAにゾッコンなんだよ。」

金「中学から……」

オイ「A!俺が代わりに奢るよ!!」

松/花/貴「「『あざっす!!』」」

岩「w中学生んとき、必死にこの高校勧めて、やっと同じとこに来てもらったんだとよ。」

金「及川さんって意外と一途なんですね……」

岩「俺も驚いた。」

国「あ、思い出した。」

金「?どうした?」

国「いや、なんかAさんとどっかで会ったことあるなって思ったんですけど…中学の時、よく練習試合しに来てた、女バレのセッターの人だったなぁ、って。」

金「あ、だから中学で何も見覚えがなかったのか。」

岩「あぁ、完全に及川の一目惚れ。三年間練習試合しに来る度、話しかけて、やっと連絡先交換して…見ててイライラしたわ。」

国「確かに、空気読めない人が読もうとしてるのって、腹立ちますよね。」

金「それは、国見だけじゃ…?」

オイ「ふふん!A、及川さんかっこいい!って思った??」

『ははっ、思ってなーいw!及川はまだまだだね!』

金「あれ、及川さんって告白とかしたんですか?」

岩「高校に入ってからは毎日のようにしてるぞ」

国「結果は?」

岩「言わずもがな、だろ」

国「ですよね……」

岩「おい、A!時間、大丈夫なのか?」

『あ!やば、帰りまーす!お疲れ様でした〜』

一同「お疲れ様でしたー」

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作者名:とまと(中)のしおずけ | 作成日時:2024年3月23日 22時

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