バカは気づかない (ページ23)

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過去編１ページ23

「ナイスー！！」
「いつもボールありがとね花宮ちゃん！」

「なんそれ〜！いいって！てかそれが私の仕事でしょ〜！？」
「たしかにねｗ」

私は中学校に入って排球部に入部した。
元々クラブチームには入っていたのでスタメンを一年生で勝ち取った。
その中学校のバレーは強いと有名で私は嬉しく思っていた。
セッターでセッター賞だってとった。

それが駄目だったのかな

―調子に乗んなよ―

―３年生の気持ちになれよ―

ーまじでバレー部やめろよ―

気づいてないとでも思ってんの？

ナニが悪い。のナニヲしたの。ワタシワルクナイヨ。

嗚呼、うざい

でもその時の私は相談をできなかった。
今もだけどね？？？？

親
に言っても。

友だち
に言っても。

先生
に言っても。

何
をしても駄目な気がして

そんなときの悪口を書く場所はネットだけで、
もちろん名前はださなかったよ。当たり前だもん。

でも、バレちゃった。