story. 10 ページ15
.
「木兎さんから色々聞いたんです。赤葦さんがうまくいってるとか、A先輩のこととか。」
そう話す月島の姿からは、少し寂しさを感じられる。
「ちょうど勉学の方で東京に行く用事もありましたし、よってみようかと思いまして。偶然コンビニによったらA先輩がいたのでつい。」
くす、と微笑みながら、ショートケーキを頬張る叶夢の頭を撫でる月島。
Aはそっか、と言いながら叶夢が食べるのをサポートする。
「..じゃあ、只様子を見に来たってだけ?」
「まあ、そういう事です」
また紅茶を飲んで、一息つく。
「月島、泊まるとこあるの?」
「ああ、近くのホテルをとっているので大丈夫です。また明日には大学の研究所に行くので。」
「へえ、..なんか大変だね..。」
よく分からないのであろう。
真面目そうな顔をしながら、クエスチョンマークを頭上に浮かべているA。
「..じゃあ、そろそろ僕はホテルに戻ることにします。」
ソファーから立ち上がり、紅茶ありがとうございました、とお礼をした。
「あ、ホテルまで送っていかなくて大丈夫?」
「ああ、大丈夫ですよ。すぐそこなんで」
気を使うAに、微笑みながら断る月島。
そこで俺は立ち上がり、
「..俺が送るよ。話したいこともあるし」
にこ、と笑った。
月島は裏のあるような笑みで、それじゃあお願いします。と言った。
叶夢は最後に残しておいたいちごを、ぱく、と口の中に持っていった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
213人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
洸樹*(プロフ) - もふもふマフラーさん» マジですか…ッ!!ありがとうございます、! (2016年2月5日 23時) (レス) id: 3eabe1d219 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふマフラー - この物語いっつも楽しみに、してます!がんばってください! (2016年1月20日 18時) (レス) id: 53d6116b8a (このIDを非表示/違反報告)
洸樹*(プロフ) - 冰夊さん» 喜んでくれて光栄です、(*'-')b…!!ありがとうございます! (2016年1月17日 12時) (レス) id: 3eabe1d219 (このIDを非表示/違反報告)
冰夊(プロフ) - 続編おめでとー!やった!やった、続編出たぁ! (2016年1月17日 2時) (レス) id: 7947d9862f (このIDを非表示/違反報告)
洸樹*(プロフ) - sweet rabbitさん» ありがとうございます、^^*コメントありがとうございます、頑張ります(*'-')b (2016年1月16日 12時) (レス) id: 3eabe1d219 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すふれ@ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kookihqlove/
作成日時:2016年1月16日 7時