▼狸寝入りの寝顔【アダマル】 ページ3
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「お早う御座います、マルコスさん。早く起きてください」
「やだ……ほんとにやだ………」
散らかった衣服。再生終わりのDVD。その周りを囲むようにして、リリカグッズ＿＿＿＿。
「また夜更かしですか？今日は朝一番にアリーナがあるとVoidollさんに聞いていたでしょう。ちゃんと計画的にですね…」
「アダムお母さんみたい」
いつまで経っても起きてこないマルコスを見兼ね、アダムはわざわざ部屋まで起こしに来たのだ。
何度も身体を揺すりながら声をかけるものの、駄々を捏ねて一向に起きようとしない。
「今起きたらIQ200ぐらいなくしそうだから起きたくない」
「意味がわからないのですが」
その場しのぎの言い訳(？)で逃れようとするマルコス。
散々駄々を捏ねたと思えば、布団の中に潜り込んだまま寝息を立て始めた。
…まぁ、恐らく狸寝入りだろう。
そう踏んだアダムは、身体を揺するのを止めた。
マルコスが狸寝入りを意地でも続けようとするのを確認し、何気なく顔の見える方へと回り込む。
「マルコスさん。寝たんですか？」
わざとらしい発言だ。勿論のこと、狸寝入りだと分かっての言葉だった。
マルコスは無言。目を瞑って、下手な寝息を立てている。
重力のままに垂れたマルコスの前髪に触れたアダムは、その手で撫でた。
「…必ず、また起こしに来ますからね」
無防備に晒された唇に触れ、そう呟いた。
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すふれ@(プロフ) - 百@流星隊Ｐさん» リクエストありがとうございます！書き進めていきますのでお待ちください！ (2020年3月6日 22時) (
レス) id: fe18d0b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
百@流星隊Ｐ(プロフ) - あの･･･|´・ω・`)リクエストいいですか？サティアダお願いします･･シチュエーションお任せです･･ (2020年3月6日 16時) (レス) id: aedd5d45e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すふれ@ | 作成日時：2018年12月27日 22時
