▼無自覚お揃い【グス臣】 ページ2
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「…喉が渇いた」
ふとそう呟いた総帥は、夜中に共有キッチンへと歩く。
「………」
鉢合わせした。最近、やけに2人は会う。
「…グスタフ。いい加減我の真似事をするのもよしたらどうだ」
「それは忠臣の方だろう。俺は自分のしたいことをしてるだけだ」
埒の明かない言い争いを繰り広げる。
トイレに向かおうとすれば同じドアノブに同じ瞬間に触れる。
アリーナへと行こうとすれば同じ時間に鉢合わせする。
最近、急に寒くなったから…。とカイロを手に取れば、同時刻に相手も手に取る。
ここ最近の出来事に、総帥は少し苛立っていた。
「真似事、と言わないのであれば何なのだ。ここまで同じことが起これば流石に貴様を疑う。」
「したいことをしたら忠臣も同じことをしているだけだ。何度言わせる」
2人は気の済むまで言い争いをした後、ため息をはいて冷蔵庫へと手を伸ばした。
____同じ瞬間に。
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「考えてること同じなんだよ、もう。いくら僕がハイスペックだからって、2人して同じ日に悩み相談しなくてもいいのに。
ねぇ。2人は恋人なの?」
「「違う!!!」」
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すふれ@(プロフ) - 百@流星隊Pさん» リクエストありがとうございます!書き進めていきますのでお待ちください! (2020年3月6日 22時) (レス) id: fe18d0b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
百@流星隊P(プロフ) - あの・・・|´・ω・`)リクエストいいですか?サティアダお願いします・・シチュエーションお任せです・・ (2020年3月6日 16時) (レス) id: aedd5d45e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すふれ@ | 作成日時:2018年12月27日 22時