二回目の人生、妹が明るくなった件について (ページ4)

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episode２ページ4

ﾄｯﾄｯﾄｯ

ｶﾞﾁｬ

扉を開けるとソファーに座っているアーティとリリーがいる

『アーティ！リリー！』

リ「あら、ルーナ様！」

ア「あぅ！」

リ「ふふ、ルーナ様が来て嬉しいんですね。」

『ほんと？わたしもうれしぃー！！本をよんでるの？ルーナも見たい！』

リ「勿論、良いですよ。こちらへどうぞ、」

んふふ、やっぱりリリーもアーティも可愛いなぁ～
つい、頬が緩む

ア「うあ！」

アーティがあいつが載ってるページを指差す

ア「あーえー？」

リ「あら、この方がどなたかおわかりですか？」

『とーさん.....』

リ「そうですよ。姫様たちのお父様です。」

知ってるとも、顔も見たくないけどね

ﾍﾟｼﾍﾟｼ

アーティが本を叩く
どうしてだろう、何故かアーティと同士の香りが....！？

リ「そういえばアタナシア様に陛下のご尊名をお伝えしたことがありませんね」
　「ここの絵を見てください」

聞きたくない、

リ「姫様方のお父様であるクロード・デイ・エルジェア・オベリア皇帝陛下ですよ」

アーティの反応を確認しようとしたら、あらビックリ
魂が抜けたような顔をしている

面白い

『ふふ、だからね～アーティはアタナシア・デイ・エルジェア・オベリア姫なんだよ！』

そう言った瞬間、私を呼ぶ声が聞こえた

使「姫様ー？ルーナ姫様ー？」

あ、

リ「ルーナ様呼ばれてますよ？」

実は勉強の時間をすっぽかしてここに来ていたのだ

『むぅ、』

『わかったよ、』

『じゃぁね～アーティ！リリー！』

ｶﾞﾁｬ

『ローズ！わたしはここだよー！』

ロ「あっ！姫様ここにいたんですか！？」

ローズリア・ライト

確かリリーと同い年の自ら私に仕えたいと名乗りあげた男爵令嬢だった
とても明るく、私と気が合う
愛称はローズ

ロ「姫様、家庭教師の方が怒ってしまいますよ！」

『えーだって、簡単なんだもん！サイカンシアの神聖帝国語！やるならまだ、ハーパス・コエルの表象的実在論が良いー！』

ロ「ひ、姫様！？あなた二歳ですよね?！」

『そーだよ！私はアーティのお姉ちゃんなんだから！』

ロ「姫様は凄い....！私もあと、毎日三時間は頑張ります！！！」

『あはは、』

　

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【裏話】
リリアンの愛称がリリーで百合の花を連想してしまい、
つい夢主の侍女もローズで薔薇の花をイメージして作ってしまいました、、、、