・（回想） ページ34
※上鳴目線
「なにが"そうか"だ！あぁ？舐めてんのか！！」
そう言うと爆豪は俺の胸ぐらを掴んだ。
「俺は確かに宣戦布告した！けどなぁ！話すなとは言ってねーだろ！！」
ぶつけられたボールはじんじんと俺の手を痛ませた。
そして、俺も爆豪にボールをぶつけ返す。
「んなもん！馬鹿にわかるかよ！！こっちはなぁ！！」
そして、俺も爆豪胸ぐらを掴み返し、
「こっちはこんなにガチで好きになったのはじめてなんだよ！！！」
腹のそこから声を出した。
すると爆豪は下唇を噛み、睨み付ける。
"俺も"と言わんばかりのその目はとても怖かった。
爆豪は舌打ちをすると、俺の胸ぐらを離した。
俺も"やっちまった"と思い、すぐに離す。
「……機会つくってやる。」
「え？」
「だから！Aと話す機会つくってやるって言ってんだよ！！くそが！」
爆豪はそう言って、その場から立ち去った。
俺は爆豪の元へと行き、「爆豪、前にクソを下水で煮込んだような性格って言って悪かったな……。訂正はしねぇけど」と言うと怒鳴られた。
そして林間合宿のバスで、俺と鬼沢は久しぶりに話した。
爆豪が切島と座ってくれたおかげだ。
「…理由は言えねーけど、鬼沢のこと嫌いになったとかじゃねーから！」
言えた
やっと言えた。
すると鬼沢は、
『よかった〜』とふにゃっと笑った。
まるで安心したかのように
やべぇ、今俺の顔、絶対赤ぇ！！
俺はすぐに顔を隠した。
すげぇ、好きなんだ。
自分が制御出来ねぇくれぇに好きだ。
はじめはナンパみたいに話しかけていった。
けど、今はそんな軽い気持ちじゃねー。
★
目を覚ますと電車の中で、自分の家の近くの駅だった。
俺は荷物を持ってすぐにおりる。
なんか、すげぇ夢見てたなぁと思いながらスマホを見ると、受信履歴があった。
見てみると、鬼沢からで、《わかった。またね。》と二言だけ。
俺はスマホを切って鼻歌を歌いながら歩き出した。
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マルこう - うわああああ！！本当にいい作品でした！ありがとうございます！！！ (2021年9月13日 17時) (
レス) id: d0881c87cf (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - あんさん» こちらこそイラストありがとうございました！！今、テンション上がってて最高です！本当にありがとうございます！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 9fb1550a34 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 焼き肉さん» ありがとうございます！自分が書いたイラストが載っててちょっと慣れないですけど、嬉しいです！笑 (2019年8月17日 21時) (レス) id: 36619689e1 (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - あんさん» すみません！メッセージにお返事を書かせていただきました！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 9fb1550a34 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主さんのイラストを書かせてもらったのですが、Twitterなどでお渡しってできますか…？ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 36619689e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼き肉 | 作成日時：2018年2月25日 12時
