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カアーとカラスの声が上から聞こえ、空を見上げると空はオレンジ色になっていた。
さっきまで鳴っていたお腹もついに鳴らなくなり…あれ？さっきっていつだ？30分前？あれ？1時間前？頭がごちゃごちゃで思考が回らないなか、草木を潜り抜けると白い建物が見えた。
その前には「やーっと来たにゃん」とピクシーボブが仁王立ちで立っていた。
後ろの方には相澤先生とマンダレイ、あと男の子も。
私…いや、私たちはへとへとで個性もろくに使えなくなっていた。
もう皆とっくにキャパをこえているのだ。
「とりあえず、お昼抜くまでもなかったねぇ」
「何が三時間ですか…」
「悪いね、私たちならって意味 アレ。」
実力者自慢というやつか…
「ねこねこねこ…でも正直もっとかかると思ってた。私の土魔獣が思ってたより簡単に攻略されちゃった。いいよ君ら…特に」
「そこ五人」
指を指したのは飯田、出久、轟、勝己、そして私だった。
「躊躇の無さは経験値によるものかしらん？」
「三年後が楽しみ！ツバつけとこー！」
経験値なんてないのだが…てか、ツバとんできた…！！
そのとき、出久が口を開けた
「ずっと気になってたんですが…そこ子はどなたかのお子さんですか？」
「ああ、違う。この子は私の従甥だよ。洸太！ホラ挨拶しな。一週間一緒に過ごすんだから。」
マンダレイがちょいちょいっと手招きをし、洸太くんを呼ぶ。
「あ、えと僕、雄英高校ヒーロー科の緑谷。よろしくね。」
出久はそう言って洸太くんに手を出す
洸太くんも手を出すが違う意味での手を出した。
『い、出久！？』
「きゅう」と痛がる出久。
そんな出久に飯田が駆け寄り、「おのれ従甥！何故緑谷くんの陰嚢を！」とまるで武士みたいな言い方。
「ヒーローになりたいなんて連中とつるむ気はねぇよ」
こちらはまるで…
「マセガキ」
「おまえに似てねぇか？」
うん。勝己に似てるよ。
「茶番はいい、バスから荷物降ろせ。」
「部屋に荷物運んだら食堂にて夕食。その後入浴で就寝だ。本格的なスタートは明日からだ。さぁ早くしろ。」
相澤先生のまたもや合理的な説明を聞いたあと、私たちはすぐさまバスから荷物を引きずり出した。
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マルこう - うわああああ！！本当にいい作品でした！ありがとうございます！！！ (2021年9月13日 17時) (
レス) id: d0881c87cf (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - あんさん» こちらこそイラストありがとうございました！！今、テンション上がってて最高です！本当にありがとうございます！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 9fb1550a34 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 焼き肉さん» ありがとうございます！自分が書いたイラストが載っててちょっと慣れないですけど、嬉しいです！笑 (2019年8月17日 21時) (レス) id: 36619689e1 (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - あんさん» すみません！メッセージにお返事を書かせていただきました！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 9fb1550a34 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主さんのイラストを書かせてもらったのですが、Twitterなどでお渡しってできますか…？ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 36619689e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼き肉 | 作成日時：2018年2月25日 12時
