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気がつくと、雄英高校の教室にいた。
あれ？さっきまで職場体験で…
頭をぐるぐるとフル回転させ、『あ、これ夢か』と結論にたどり着く
時計は朝の８時１０分。
教室には私１人しかいなく、窓側に行き外を見ても人っ子１人居やしない。
寂しい…誰か…誰か来ないかな…
その時、いつもの朝のように、ガラッと教室のドアが開いた。
「…なーんだ鬼沢か」
そう言って入ってきたのは紛れもなくあの人だ
声だけでわかる
『上鳴…おはよ』
振り返り、挨拶するといつもの明るい返事ではなく、ぶっきらぼうに「はよ」と返事をされた。
『どうしたの？今日元気ないけど』
窓辺にもたれ掛かり、上鳴が自分の席に行く様子を伺う。
うん、これは夢だ
「…はぁ……言っとくけどさ、俺、」
大丈夫…大丈夫…夢だから
「耳朗のことが好きなんだよね」
「なんか勘違いさせたんならごめんな〜。」
窓が勝手に開き、風が私の背中を押した。
「あーあ、早く耳朗に会いてぇ…」
そう言いながら席に座る上鳴は、どこか現実味があって、夢じゃないような気がしてきた。
“夢”と“現実”で揺らぐ私の頭
そういえば、二人って結構仲良かったよね…
戦闘訓練の時もペア同じだったし…USJでも…
あー、そっか…上鳴って
____響香ちゃんのことが好きなんだ
ドックンドックンと現実ではあり得ないような脈が私の耳に届いた。
耳を手で覆って目を瞑り、聞こえないようにしても聞こえてくる。
鼓膜が破れそうっ…
瞑っていた目を恐る恐る開けると、頬を赤らめて頬杖をついている上鳴が見えた
風がどんどん強くなる
上鳴は響香ちゃんが好き…
風が窓をどんどんと叩くような強風になる
私は…
その時、窓ガラスが割れ、破片が背中に刺さり、心臓を貫く
私は…上鳴が好き…
ドクドクと血が流れ、思考回路がめちゃくちゃになる
上鳴…上鳴は！？
ガラスの破片が飛び散って刺さってない？
バッと上鳴を見ると、こっちの事なんかなにも無いかのようにスマートフォンをいじっている
あー…やっぱり私じゃないんだ
少しだけ…期待してたんだけどな…
響香ちゃん…
響香ちゃんになりたい…
ショートヘアで、小柄で可愛くて…
自分の長い髪が、だんだん短くなっていき、小柄になるのがわかる。
耳も、イヤホンジャックになり、
『あ…あれ？』
いつの間にか、私は響香ちゃんの姿に_____
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きよか( ・∇・) - はいっ( ≧∀≦ ) 楽しみに待ってます(￣∇￣*)ゞ 頑張ってください(。・ω・。)ゞ (2018年2月23日 12時) (
レス) id: d6ba4473bb (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - きよか( ・∇・)さん» コメントありがとうございます！上鳴君良いですよね！私も大好きです！！皆さんが楽しんでいただけるように続編も頑張ろうと思います！気長に待っていただけると嬉しいです (2018年2月22日 21時) (レス) id: f336420dfa (このIDを非表示/違反報告)
きよか( ・∇・) - 少し前からヒロアカにハマったのですが、その時から上鳴が大好きになりまして、他の上鳴の小説を読んだのですが、この小説が一番面白かったです( ´∀｀)続きも頑張ってください。楽しみに待ってます(о´∀`о) (2018年2月22日 21時) (レス) id: d6ba4473bb (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - しゅん(´・ω・｀)さん» お返事が遅くなって本当にすみませんでしたぁぁぁあ！見逃していたあの頃の自分を殴りたいです。しかもすごく心に響くお言葉ばかりでほんと…もう……嬉しいです！！これからも頑張ります！そして、こんな作者ですがこれからもこの小説をよろしくお願いします！ (2018年2月12日 0時) (レス) id: f336420dfa (このIDを非表示/違反報告)
しゅん(´・ω・｀)(プロフ) - 初コメ失礼します!!私、上鳴君が好きなんですよ!!まだ人気がないのか、小説もグッズもあまり無くて…そんな時にこの物語と出会いました!!!!楽しく読ませてもらっております!!!!これからも頑張ってください!! (2017年10月15日 23時) (レス) id: 9562ea191d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼き肉 | 作成日時：2017年7月8日 0時
