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ヘラっと笑った顔は、いつものアホ面と変わりないはずなのに、どうしてこんなにもきゅっと心臓が痛くなるのだろうか。
そしてその痛みはだんだんと薄れ、安心へと変わっていく。
上鳴といると、本当に訳がわからなくなる。
けど、嫌じゃない。
嫌じゃないんだよ…
真っ赤になった顔を隠すように私は、丼を片手に持ち、ガツガツとローストビーフ丼を食べた。
「どうした！？そんな腹減ってたのか！？」
私のこんな気持ちを知りもしない上鳴は「もっと頼んでいいぞ〜！奢ってやろう！」と呑気にテーブルの上に肘をついている。
『…上鳴も早く食べなよ。』
顔を見られないように言った。
だって、まだ顔赤いし
「あ、そうだった！鬼沢の食べてるところ見るの好きだからつい見惚れてた！」
みみみみ！見惚れ！
赤かった頬がますます赤くなる。
自分の言ったことわかってんの！？なんで呑気にハンバーグ食べてるの！？
「ん〜！うめぇ〜」
上鳴の幸せそうな顔を見て、また顔が暑くなった。
★
ご飯を食べ終え、少し話していたら気づけばもう8時前だった。
時間過ぎるの早いな…
私たちは会計を済ませ、外に出る。
やはり真っ暗
「地下鉄まで送るわ！」
『あ、ありがと。』
上鳴は私の横に並んだ。
そういえば、地下鉄まではまだいいけど、自分の家に帰るときって、一人じゃん。
さっと血の気が引いた
これ、マズイやつじゃん。
１人でこの時間帯なんて狙われる確率がぐんと上がる。
どうしよ。
さすがに家まで送ってとまでは言えない。
まず地下鉄まで送ってもらってるだけ感謝感激だ。
『…』
「どうした？まだ食いたんねーか？」
『…えっと…そうそう！まだお腹すいてて、家帰ったらなんか食べようかな。』
「おま…さっきピザとパスタ奢ってやったのに…」
「ほんと鬼沢の胃はブラックホールだな！」と言って笑う上鳴
ちょっとお腹すいてるけど、違う。
違う理由で悩んでた。
けどこの事を話すとどうなるかわからない。
もしかしてら、上鳴に被害が出るかもしれない。
それは駄目
けど、
『ね、上鳴…』
「ん？どうした？」
『地下鉄おりたら、電話してもいい？』
『通話しながら、帰ってもいい？』
どうか、少しだけ…私を助けてください。
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きよか( ・∇・) - はいっ( ≧∀≦ ) 楽しみに待ってます(￣∇￣*)ゞ 頑張ってください(。・ω・。)ゞ (2018年2月23日 12時) (
レス) id: d6ba4473bb (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - きよか( ・∇・)さん» コメントありがとうございます！上鳴君良いですよね！私も大好きです！！皆さんが楽しんでいただけるように続編も頑張ろうと思います！気長に待っていただけると嬉しいです (2018年2月22日 21時) (レス) id: f336420dfa (このIDを非表示/違反報告)
きよか( ・∇・) - 少し前からヒロアカにハマったのですが、その時から上鳴が大好きになりまして、他の上鳴の小説を読んだのですが、この小説が一番面白かったです( ´∀｀)続きも頑張ってください。楽しみに待ってます(о´∀`о) (2018年2月22日 21時) (レス) id: d6ba4473bb (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - しゅん(´・ω・｀)さん» お返事が遅くなって本当にすみませんでしたぁぁぁあ！見逃していたあの頃の自分を殴りたいです。しかもすごく心に響くお言葉ばかりでほんと…もう……嬉しいです！！これからも頑張ります！そして、こんな作者ですがこれからもこの小説をよろしくお願いします！ (2018年2月12日 0時) (レス) id: f336420dfa (このIDを非表示/違反報告)
しゅん(´・ω・｀)(プロフ) - 初コメ失礼します!!私、上鳴君が好きなんですよ!!まだ人気がないのか、小説もグッズもあまり無くて…そんな時にこの物語と出会いました!!!!楽しく読ませてもらっております!!!!これからも頑張ってください!! (2017年10月15日 23時) (レス) id: 9562ea191d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼き肉 | 作成日時：2017年7月8日 0時
