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「また明日！Aさん！」
『うん。また明日ね。八百…百ちゃん』
手をふって百ちゃんを教室から見送る
百ちゃんは一度、友達と名前呼びしてみたかったらしいから、私達はお互いを名前呼びすることになったのだ
勝己と出久以外、名前呼びしたことなかった私は、名字を呼びそうになりながらも百ちゃんと呼ぶ
「なぁ〜」
『うわ！…ビックリした…』
いきなり耳元で呼ばれたから驚く
振り向くと、やっぱりあの人
「俺のことは電気って呼んでくれねーの〜？」
『呼ばない』
口を開けばその事しか言わない上鳴にうんざりして、私は鞄を肩にかけて教室を出る
「ちょ！まてまてまて！」
黄色の鞄を急いでとって、私の後をついてくる
『何？』
「お昼食いに行こーぜ！」
今日は入学初日。学校は午前中だけで終わったため、お昼ご飯を食べていない
上鳴のお腹からはグーと腹の虫が鳴った
『…』
私は靴箱につくと、ポケットからスマートフォンを取り出して、メールを打った
「え？何やってんの？」
メールを打ち、送信し、スマートフォンをポケットに入れる
『…お母さんにメール…“今日、昼御飯いらない”って……いいよ。一緒に食べに行こう』
靴箱から外靴を取り、上履きを靴箱に入れる
「〜っ！！鬼沢〜！」
抱きつこうとする上鳴を華麗に避け、歩き出す
「まだ靴履いてねーから！待って！」
そんな焦る上鳴の声が後ろから聞こえ、クスリと笑った
★
「え…これ食うの？」
『悪い？』
上鳴の前には普通のオムライス
私の前には特大オムライス
しかも結構量がある
「スゲー食うな…写真撮っていい？ってもう食ってるし！」
口一杯にケチャップライスと卵を入れた私は、モゴモゴと口を動かし、『お腹すいてたから』と言おうと思ったが、口一杯すぎて、話せなかった
そんなとき、パシャリとシャッターの音がした
「特大オムライスをほおばってる鬼沢〜」
上鳴はスマートフォンを私に見せた
それを見ると、私がオムライスを食べている写真だった
すぐに口の中に入っていた食べ物を飲み込み、『消して！』と上鳴のスマートフォンを奪おうとした
上鳴はそれを回避し、ポケットに入れる
「よーし！俺もオムライスたーべよ！」
そう言ってパクパクとオムライスを食べていく上鳴
『…後で覚えとけよ…』
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焼き肉(プロフ) - きな粉もちさん» コメントありがとうございます！そして、ミスの指摘もありがとうございますw自分でも笑ってしまいましたwこんな作者ですが、これからも小説をよろしくおねがいします！ (2017年7月10日 7時) (
レス) id: 4283b4499b (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち - 素晴らしく好きです() 壁の次、15ページオールマイトが...オール、ナイトにwwなってますwww面白いですこの小説！ (2017年7月10日 1時) (レス) id: 6d39800d09 (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - ユキナさん» コメントありがとうございます！続編は7月6日か7日を予定しています！皆さんに「いいね」と言っていただけるような作品にしようと思うので、これからもよろしくお願いします！ (2017年7月2日 20時) (レス) id: 4283b4499b (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 続編頑張ってくださいq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2017年7月2日 18時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - 黒アゲハさん» コメントありがとうございます！話の展開とか大丈夫かなと不安だったのですが、そう言っていただけて嬉しいです！これからも頑張ります！ (2017年6月13日 22時) (レス) id: 4283b4499b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼き肉 | 作成日時：2017年5月5日 18時
