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★
日差しがジリジリと肌を焼く季節になった
勝己が虫取編み、出久が虫かご、私が念のための救急箱を持って木と木の間を通り抜けていく
他の幼なじみ達も一緒に遊ぶのだが、今日は３人だけだ
人数が多いより少ない方が良い私にとっては都合がいい
勝己、出久、私の順で並んで歩いている
そんなとき、出久が口を開いた
「良いなぁ！！かっちゃんとAちゃん“個性”カッコいいもんな〜！僕も早くでないかなぁ」
最近、勝己は個性が出始めたのだ
「デクがどんな“個性”でも、俺にはいっしょーかなわねーっつーの！もちろんAも俺にはかなわねー」
『今はね…けど、いつか追い抜いてやる！』
幼稚園の頃、そんな事を言った
そんな、幼き頃の思い出を出久の個性を見て、何となく思い出した
★
鬼の個性を使いに使いつづけて、全種目が終了した
トータル最下位が除籍処分
緊張の瞬間だ
ブンと、目の前に出された表には、4位鬼沢Aと出されていた
上位なことにほっとする
けど…
一番右下を見ると、21位緑谷出久と出されてある
『い、出久…』
悲しくて、すこし悔しい
そんなとき、「ちなみに除籍は嘘な」なんて、さらっと言った相澤先生
あ、嘘だったんだ
え？嘘？
「君らを最大限に引き出す、合理的虚偽」
「『はーーーー！？』」
皆さん思わず声をあげる
もちろん私も
けど、そんな驚きよりも出久が除籍処分じゃないことにホッとして、私は出久のもとに駆け寄った
『出久…良かったね…！』
「うん…けど、最下位からのスタート…」
『これから頑張っていこう！』
幼なじみとの会話はとても心地よいものだ
昔から話しているから家族と話しているような感覚に陥る
そのとき、「緑谷」と相澤先生が出久を呼んだから、私はその場を離れた
そしたら、パチンと上鳴と目があった
『？…どうしたの？上鳴』
「い、いや！…なんでもねーよ！ほら！更衣室行こうぜ！」
『…うん』
上鳴の変な視線に戸惑いながらも私たちは更衣室に向かった
☆
「てか、電気って呼んでほしいな〜」
『やだ』
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焼き肉(プロフ) - きな粉もちさん» コメントありがとうございます！そして、ミスの指摘もありがとうございますw自分でも笑ってしまいましたwこんな作者ですが、これからも小説をよろしくおねがいします！ (2017年7月10日 7時) (
レス) id: 4283b4499b (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち - 素晴らしく好きです() 壁の次、15ページオールマイトが...オール、ナイトにwwなってますwww面白いですこの小説！ (2017年7月10日 1時) (レス) id: 6d39800d09 (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - ユキナさん» コメントありがとうございます！続編は7月6日か7日を予定しています！皆さんに「いいね」と言っていただけるような作品にしようと思うので、これからもよろしくお願いします！ (2017年7月2日 20時) (レス) id: 4283b4499b (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 続編頑張ってくださいq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2017年7月2日 18時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - 黒アゲハさん» コメントありがとうございます！話の展開とか大丈夫かなと不安だったのですが、そう言っていただけて嬉しいです！これからも頑張ります！ (2017年6月13日 22時) (レス) id: 4283b4499b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼き肉 | 作成日時：2017年5月5日 18時
