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6 修練院！ ページ8
｢なに？あの子みすぼらしい格好…｣
｢見学者かな？憧れるのは分かるけどさ…｣
う、うぅ！
修練院に来たのは良いものの……
みんなの視線が痛いです！
そして今は朝だから
みんな登校時間でより目立つ……。
修練院の子はやっぱり凄いや…
服装から一流感が分かる…。
別世界に来た感じで
周りをキョロキョロと見回していると…
突然、黄色い声が辺りに響いた。
｢きゃー！御幸君！｣
｢倉持君こっち向いてー！｣
な、なに？！
２人の男子に女子が走っていってる！
女の子達の群れがこっちにきて、
私はそこに埋もれ、
右に左に体を振り回され
そしてその群れが去ると
私はその場に倒れてしまった。
貴｢いててて…｣
｢大丈夫か？｣
ふと声をかけられ上を見ると
さっきの2人の男の子が立っていて
メガネの人のほうが私に手を差し出してくれた。
…さっきの女の子達の群れを
簡単に避けてここにいるのだと思うと、
相当身軽で凄い人だとすぐに分かった。
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作者名：かりむ | 作成日時：2017年5月15日 1時
