サクラに潜む恋心 (ページ17)

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15 検証ページ17

沢｢おいメロメロ女！武器を置きやがれ！｣

貴｢えっ？！あっ、はい｣

私は持っていた手裏剣や苦無を地面に置く。

沢｢うわ…お前なんで暗殺用の八方手裏剣なんて持ってんだよ。｣

貴｢えっ…手裏剣集めが趣味だから…。｣

沢｢だからってなぁ…｣

真｢別に忍者としておかしくないだろ沢村。
はやくしろ。｣

沢｢じゃあ……、わっ！｣

貴｢わぁっ…てどうしました？｣

沢｢だって真田がドキってさせろって…｣

御｢せんせ、なんでアイツに頼んだんスか？｣

真｢人選ミスだったか…。おーい沢村！｣

そう言って真田先生が沢村君に投げたのは
髪飾りだった。

沢｢んだよこれ、髪飾り？｣

真｢それその子に付けてあげてー！｣

沢｢なんで俺が…。…おい、じっとしろ｣

貴｢う、うん…。｣

どうしよう、髪飾り付けて貰うだけなのに…。

沢村君の顔が近い……。

沢｢おい動くなって付けれねぇだろ。｣

や、やっぱり､もう…！
ダメだぁぁ！

沢｢っ？！｣