135 第三体育館 (月島side) ページ3
第一、第二体育館とはまったく別方向の、
校舎裏にある第三体育館は別に耐久性も衰えて
古くなっているわけでもなく、ふつうにそこに建っていた
でも――――――
月島「あ、開かない―――――っ！！」
僕はドアをスライドさせて開けようとしたけど、
別に建付けが悪いとかじゃなくて、何かに引っかかっている感じで
全くびくともしなかった
そうもしているうちに、僕の後ろにはバレー部のみんなが
集まってきていた
菅原「やっぱり鍵かかってんじゃん……
田中さ〜、やっぱここじゃないんだよ」
田中「えぇっ！？
でも、俺も遠くからだけど、
見たことありますよっ？
すっごく髪の毛がくるくるしていて、
赤いライン……だから多分一年生の靴履いてる
いかにもお嬢様って感じの女子がさ〜」
え……
髪がくるくる……？
それに、赤ラインは一年生だし……
それにお嬢様っぽいって―――――
月島「それっ！！ 雅友梨佳だっ！！！
アイツが前……Aをいじめてたやつ……
だから、今ももしかして……ここで―――――っ！！！」
山口「え……」
月島「絶対そうだっ！！！
って早く開けないと―――――っ！！！
Aが前みたいに……っ！！！
それに僕は約束したんだ……
もうAにこんな風にさせないって！
……なのに僕……もうそれを破ろうとしてる―――――
絶対……絶対守んないといけないんだよっ！！！」
僕は必死でそれに鍵がかかっていようとお構いないしに、
ドアをなんども全体重をかけて開けようとした
と、その時――――――
・
・
澤村「悪いっ！ 待たせたっ！」
僕はドアに手をかけたまま、振り向くと、澤村先輩と――――
その後ろにはなぜか怖いことで有名の
体育教師、兼、バスケ部の先生がジャージ姿で
首に鍵をかけて走ってきていた―――――
東峰「え……なんで先生が……？」
澤村「わ、悪いっ……
今武田先生いなくて……
それで俺たちが人探しじゃなくて、
ここででもバレーを始めないかって
なんていうか、監視っていうか……」
菅原「まさかっ
俺たちがここでバレーとかするわけないじゃん」
＊
文字数ぇ……
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風歌→ふーが(プロフ) - お餅食べた後にオンレジジュース飲むと苦いさん» ありがとうございます！これからも頑張って更新していこうと思います！！ (2015年1月14日 17時) (
レス) id: 356e3e35bd (このIDを非表示/違反報告)
お餅食べた後にオンレジジュース飲むと苦い - ツッキーをここまでイケメンに書けるとは… ただ者じゃあないですね← すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2015年1月14日 16時) (レス) id: f0bdafb7e4 (このIDを非表示/違反報告)
cotyledons(プロフ) - 風歌→ふーがさん» いえいえ (2014年8月17日 21時) (レス) id: b977aab92c (このIDを非表示/違反報告)
風歌→ふーが(プロフ) - cotyledonsさん» ほ、本当だ....！ ありがとうございます！！！ (2014年8月17日 20時) (レス) id: 2864ec9675 (このIDを非表示/違反報告)
cotyledons(プロフ) - 風歌→ふーがさん» そうなんですか〜ちなみに忠もパート2あたりで僕になってた気がします。何度もすみませんorz (2014年8月17日 19時) (レス) id: b977aab92c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠風歌→ふーが | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/hu-ga/
作成日時：2014年7月10日 20時
