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009 委員会 (月島side) ページ9

山口「ツッキー……大丈夫……?」


帰りのショートホームルーム終了のチャイムが鳴って、


机のさげ終わって、廊下に荷物を置く僕に、


安定の山口は僕に近寄ってきて、


僕が腕に抱えている水色のファイルに目を落としながら、


声をかけてきた


月島「僕が今、大丈夫に見える……?」


山口「いや……全く……」


はぁ……


僕は全く運が悪い……


先週の金曜日のホームルームで委員会を決めたんだけど……


なぜか学習係に手を挙げたはずだけど


人が多すぎて、結果じゃんけんで負けた僕……


それで最悪なことに会計になってしまった……


それに、会計はもうすでに仕事があって……


しかも、仕事内容が、5月なのに、


もう7月の学校祭の大体の予算計画の提出……


これのせいで、全くどれだけこの土日の時間が奪われたか……


月島「まぁ、仕事は終わったし……


ちょっと部活遅れるかもしれないって


部長に言ってくれない?」


山口「まぁ、それは大丈夫だけど……」


影山「それと、山口は俺待たないで、先に部活行ってて?


僕は生徒会でちょっとこの企画書だと、


呼び止められそうだから」


山口「わかった……


じゃ、部活で待ってるね……?」


月島「ん……」


そういって、山口は教室に戻り、掃除箱から箒を手に取って、


掃除を始めていた


月島「僕も行くとするか……」


僕は一度廊下に置いたエナメルバッグを


空いた方の肩に掛けて、生徒会室に向かった―――――









案の定、僕は企画書の半分以上訂正された……


なんだか、すっごくイラっとした


少しでも口の間を開けば、暴言を吐いてしまいそうで……


僕はイライラしたまま、廊下を足早に歩いていた


てか、もう仕事も終わったんだし、


はやく体育館に行って、バレーして、


スカっとしたい……


そう思った僕はエナメルの紐をぎゅっと握り、


走り出した―――――






















その時――――――



















ドカっ――――――




















月島「いってぇ……」


まぁ、長身の僕だから、


僕の胸のあたりにぶつかってきたのが


男か女かわからなかったけど……


相手と思われる人は廊下に倒れていた


というか腰ぐらいまである髪の毛――――


コイツ女子か……?


そう思っていると、相手はゆっくりと、


廊下に手を当てて、半身起き上がった―――――


*****


文字数がぁぁ……涙

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- 蛍もこれ読んだ? (2018年2月5日 16時) (レス) id: 42571ea085 (このIDを非表示/違反報告)
tatiaoi - ツッキーがかっげーなってますよ!? (2015年12月27日 5時) (レス) id: 00c87f77b3 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(プロフ) - あれ。Twitterフォローしようとしたらブロックされてました… (2015年9月19日 20時) (レス) id: dc6c345865 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - ツッキーが影山になってます (2015年6月14日 18時) (レス) id: 91ffd62d88 (このIDを非表示/違反報告)
幻桜鬼(プロフ) - 9話のところツッキーのところが影山になってますよー (2014年12月14日 11時) (レス) id: 345ad936f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:@風歌→ふーが | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/hu-ga/  
作成日時:2014年5月24日 21時

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