【ハイキュー!!】 メガネ男子×ヘッドフォン女子 １ 【月島蛍】

004　烏野の七不思議　(月島side) ページ4

月島「は……？ そんなの、


僕が知ってると思ってるの……？」


山口「まぁ、ツッキーのことだから、


こういうのに興味がないのくらい、


分かってるってばっ！


何年ツッキーの幼馴染やってると思ってるのさっ！」


月島「いや、別に無理して僕の幼馴染、


やってなくてもいいけど……」


山口「え……僕……そんなつもりじゃなかったんだけど……」


あ……ヤバい……


また、僕は人が嫌がること……言っちゃったのかもしれない


山口は少し目を虚ろにさせて、


アホ毛をダラっと垂らした


月島「ま、別に僕は山口のこと、友達だと思ってるけどさ」


そういって、必死紛れの一言を言って、


この場の空気を濁した


山口「ホントっ！？ ならよかったよ〜( ;∀;)


って、そうそうっ！


ツッキーはこの学校の七不思議知らないんだもんねっ！？」


月島「知ってたら何になるわけ……？」


山口「それがさぁ、烏野の七不思議は普通に７つあるけど……


今年から変わったんだよっ！」


月島「変わった……？」


それって変わるもんなのか……？


ってか、そもそも七不思議っていうくらいだから、


昔からあるんでしょ？


それが、いきなり１個なくなって、新たのが１個増えるとか……


そんなことあるわけ？www


月島「別に僕はあんまりそういうのに興味はないけど……


七不思議で変わるって……www


じゃ、その一つが別になかったってことになるじゃんwww」


僕は少し鼻で笑って言った


山口「まぁ、変わったって言ったけど、


昔からあるのは変わってないよ？


１、音楽室のベートーヴェンが動くとか、


２が……えっと……」


月島「別に昔の七不思議はいいからさ


で、結局何が変わったわけ？」


あ〜、なんか僕、話に乗ってないか……？


別にこういうのに全く興味なんてないのに……


山口「まぁ、正確に言うとさ……


増えたんだよ、七不思議が」


月島「は……？ 増えた……？」


山口「その８、部室棟の１階付近で、


午後７時に黒髪の貞子が出る―――――」

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