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12話 ページ12

「あ、洗濯せな」



そう思い足を踏み出したんが間違いやった





「一人暮らしって大変やな〜」


ガチャッ




「は」


「な、」







「っっ出てって!!!」


「す、すまんっ!」








急いで扉を閉めズルズルと座り込む





「〜〜〜っ、なんっでこうなんねんっっ」







 









大人しくリビングで水を飲む



「落ち着け俺。落ち着くんや」




「・・・でも意外にデカかったな」



「ってちゃうわ!!」









精神統一をしていると風呂から上がったAがリビングに入ってくる


「・・・」


「い、いや、すまんかった。悪気はあらへん」


「・・・見た?」


「おん、意外にデカいんy、ちゃっ、ちゃうねん!見てへん!!見てへんから!!」


「サイッテー!!デリカシーなさすぎ!もう知らん!!!」


「ちょ、まてやっ」





そう言って部屋に篭ってしまった



流石にあの返事はあかんかった



でもほんま悪気はないねん、事故やん


っちゅーかアイツもアイツで風呂入っとるんならそう言えや






そう思うとだんだんイラついてきた・・・









 









Aの部屋の前まで行く



「おい、」





「おるんやろ。無視すな」


「なに」

ガチャと扉を開け不機嫌なAが出てくる



「あっち行って。今話したくない」


「そう言うても事故やんか」


「でも見たんでしょ」


「・・見たんやない見えたんや」


「同じじゃん」


「ああ"っ、そない言ってもしゃーないやろ!事故やんか!」


「なっ、しょうがないってなによ!」


「お前かて風呂入っとるならそう言えや!!分からへんやろ!!」


「なっ、普通ノックくらいするでしょ!」


「自分んちでノックする奴がおるかい!」


「・・・それは、、そうだけど」


「お前かて風呂入っとること言わんかったしお互い様や!俺悪ないからな!!」


「なっ、今度は開き直り?!どーゆー神経してんの?!」


「やってお前も悪いやんか」


「・・・、はぁ、もういい。終わったことだし。アンタも忘れて」


「おん」


「もう叫んだら疲れた」




そう言ってリビングに向かい水を飲むA





「今度お風呂の札作っとくからそれちゃんと見なさいよ」


「おん」


「アンタもお風呂入る時はそれ付けなさいよ」


「おん、お前に裸見られてもっちゅー感じやしな」


「おまっ、それ私のセリフだからな?!」

 

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道楽(プロフ) - さーやさん» さーやさん、すみません。訂正致しました。ご指摘ありがとうございます!失礼しました。これからもよろしくお願いします! (2020年7月5日 16時) (レス) id: a75a20ac26 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - いつも楽しく拝見しています。小森君じゃなく、古森君ですよ。 (2020年7月5日 15時) (レス) id: 0df12cbb2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:道楽 | 作成日時:2020年7月1日 14時

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