圧倒的想定外な未来２【梟谷】【稲荷崎】

90話 ページ40

.


木「A！ここ！」


「へいへい、お邪魔しまーす」


侑「ちゃうやろ！！俺らの間やろうが！！」


治「せや、Aはここや」


「いやどっちでもいいわ」




結局先に座っていた木兎さんの隣に腰掛けて食べる


反対には赤葦、前に双子




「まじなんなのコレ、カオス」


赤「半分くらいはAが悪いよ」


「は？ウソでしょ」


赤「この二人連れてきたのAじゃん」


「連れてきたって、連れてきてないわ！！」



木「Aー？食わねぇの？」


「食べます！！」



食べなかったら奪われると前に学びましたからね！！





「んー美味しい〜！働いた後のご飯うま〜」


治「生き返るわ・・・飯おかわり」


「え？早すぎじゃない？」



木「Aはイナリザキどうだ？楽しいか？」


「ん？学校ですか？」


木「おふ」


「食べながらながら話さないでくださいよ」


木「んぐ、楽しいか？」


「んー、楽しいですよ？友達も出来たしこの二人いるし破茶滅茶だけど」


木「そうか！なら安心だな！」


「木兎さんは私の親ですか」


木「だってよー、最初んときこの世の終わり！みたいな顔してたからなー、懐かしいなー！」


「あの時は、ほら、精神的にいろいろあったんで」


赤「確かに一時期暗かったよね」


「やめて？！もう立ち直ってますから！！」


侑「そんな落ち込んでたときあったん？」


「ま、まぁ少しね」


木「でもあの写真でAに会ったからな〜、それはそれで有難いってやつだな！あ、使い方合ってる？」


「ははっ、合ってます合ってます」


侑「あの写真？」


赤「知らないんだっけ？今年の頭にA、賞取った写真あるんだよね」


治「あぁ、あれか」


赤「あれから木兎さんがAに興味持って今に至るって感じかな」


「最初は追いかけ回されて大変だったんだからね」


赤「今もじゃん」


「・・・確かに」


木「この前の賞もサイコーだったな〜！やっぱ俺サイキョー！」



治「自分撮ってもらったから言うて調子のんなや」


侑「俺らかて撮ってもろうとるんやからな」


木「おう！今日も頼むな！」


「あー、夜の自主練のときですね」


「「俺らもやる！！」」









雀「Aってバレー馬鹿ホイホイ？」


葉「なんだよそれ」


雀「だって木兎にあの双子でしょ？モテモテじゃん」


白「たしかに〜。私ら木兎応援してるけどね〜」


葉「まだ無自覚だけどアイツ分かりやすいからなー」


雀「Aもね〜」

91話→←89話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す