圧倒的想定外な未来２【梟谷】【稲荷崎】

61話 ページ11

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北「どうや？」


「何がです？」


北「コイツらんバレー、おもろいやろ」


「そうですね、見てて楽しい、かもしれません」


北「バケモンばっかりやからな」


「ふふ、バケモンって。それ言うなら北さんも十分バケモノですよ？」


北「俺からしたらAもやで。もちろんええ意味でな」


「えぇ？！私？！」


北「何かに没頭できるちゅーことはそういうことや」


「？？」


北「それにA、正式にマネでもないのにこうしてやらんでいいことちゃんとしてくれとる。俺はAがマネしてくれたら嬉しいで」


「それは、、ちょっと考えさせて下さい」


北「おん」









　
　
　
　
　
　




　


自主練も終わりみんな帰り支度をする



侑「A〜、帰ろうや」

「あー、ちょっと待って。これ片してくる」

治「外おるな」

「はいはーい」









侑「サム、これいけるんちゃうか」

治「おん、いけるで」


二人でグッと拳を握りAの入部を確信した双子









「お待たせ」


侑「マネ入る？よな？な？」


「まだ分かんないって。しかも今日は見学でしょ」


治「マネしてくれとったやん。北さんもええ言うてたし」


「だから分かんないって」









それから家路に着き、家族に祝われながらご飯を食べ部屋に入る









「あ、木兎さんからだ」



スマホを覗くと木兎さんからのウザいほどのラインと電話


梟谷バレー部のグループからもお祝いのメッセージが来ていた




グループにはお礼を伝え木兎さんに電話をする









「もしもし？」


『A？！遅い！！』


「遅いって、しょうがないじゃないですか」


『俺Aから連絡きてからすぐ電話したんだぞ！』


「あー、あれからバレー部に連れて行かされたんですよね」


『？そっちでもバレー部の写真撮ってんの？」


「いや、マネやれって引きずられた感じです」


『マネ？なんで？こっちじゃやらなかったジャン！』


「ほら、兄弟がバレー部って言ったじゃないですか」


『みゃーつむ達だったっけ？』


「そうそう、それで入れ的な」


『やりたくねぇの？』


「分かんないです、、出来るかも分かんないし」


『ナンデ？』


「だってやったことないし・・」


『Aがやりたいならやればいいし、やりたくないならやらなくていいんじゃね？』


「んーどうでしょう？」




『んー？Aはさ、バレー好き？』


　

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