君との境界線【日向翔陽】

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谷「Aちゃん、何かいいことがあった？」

『えっ？』

谷「嬉しそうな顔をしているなって思って…」

『私って顔に出やすいのかな、実はね…』


仁花ちゃんに昨日の出来事や好きな人がいること、その人に近づけるように引っ込み思案な自分を変えたいことを伝えると、


谷「Aちゃん、応援するよ！それと…私も変わりたい、Aちゃんと一緒に頑張りたい！」

『仁花ちゃんっ！ありがとう！』


一人では心細いことも、二人なら頑張れる気がする。嬉しくて、思わず仁花ちゃんを抱きしめた。本当に良い親友に恵まれて幸せだなあと改めて思うのだった。

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