28 Jungkook side ページ28
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《何の自信？
お前は妬まれるくらい優秀だし、容姿だって交際の申し込みが止まらないほどにいいじゃないか…》
「外見が良くても、中身ですよ」
《…え？》
「ヒョンと違って、俺はそんな場を盛り上げることができるような性格じゃない。
それはヒョンだって分かってるでしょう？」
《まあ、確かに人見知りがすごいのは認めるけど…
それの何が問題なんだ、》
「ヒョンの彼女さんもそうだろうけど、結婚すればずっと家に閉じ込めるしかない。
ヒョンは楽しませることができるだろうけど、俺はそれが得意じゃないから、窮屈な生活だけを押し付けることになるんです。
そんな生活を果たして、Aさんにさせていいのか俺には分からない、」
そう言えば、ヒョンは俯いてしまった。
"ジョングガ、お前の言いたいことはよく分かる。
俺も同じだったからな、"
そう言って咳払いしながら、コーヒーを啜るお父さん。
"ただ分かっていると思うが、重役候補に与えられるチャンスは一度だ。それをモノにできなければ、ただあいつらの利益のためだけに結婚させられる。
お前が出会えた人がいい人ならば、手放すんじゃないぞ、"
それだけ言って、部屋から出て行ってしまった。
《グガ、俺もそう思う。》
「ヒョン…」
《俺らは一回しかチャンスがないんだ、それでいい人に出会えたなら、後悔しないようにしないと。
それに、その窮屈な生活を少しでも楽しんでもらえるように、お前なりに考えればいいんじゃない？
本当に嫌だったら、その子からお断りされると思うよ、》
そう言いながら、ヒョンは俺の肩に手を置いた。
《一度きりの人生なんだ。
やらないで後悔するよりやって後悔しなきゃ、な、？笑》
「そうだな、ヒョンありがと、」
《うん、また何かあったらいつでも電話してこい、ヒョンが相談に乗ってやる》
「分かったよ、笑」
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絲(プロフ) - ちむさん» ちむさん、ありがとうございます！最近は私生活が忙しい為、更新がのんびりになってしまっていますがぜひ読み続けていただけたら嬉しいです(^^) (2021年5月8日 15時) (
レス) id: 8cc83a5ce9 (このIDを非表示/違反報告)
絲(プロフ) - ミミさん» ミミさん、はじめまして。このお話を読んでいただき、本当ありがとうございます！そうですね…彼らのこともぜひ見守っていただけましたら嬉しいです(*^^*) (2021年5月8日 15時) (レス) id: 8cc83a5ce9 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ - すごく面白いお話なので続きも楽しみにしています！ (2021年5月8日 15時) (レス) id: d99f54052b (このIDを非表示/違反報告)
絲(プロフ) - うさぎさん» うさぎさん、ありがとうございます！頑張ります！！(T-T) (2021年5月5日 22時) (レス) id: c3f123b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 絲さま、はじめまして。いつも楽しく読ませてもらってます！もう一つの恋も動き出しそうですね。ニヤニヤしてしまいます。 (2021年5月2日 21時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絲
| 作成日時：2021年4月10日 23時
