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"何これ、お弁当かしら？随分と貧相なのね〜、"
教室の真ん中で私の鞄の中の荷物を出しては傷つけ、散らかしていくユナさん。
私とサラは残りの二人に取り押さえられ、他のクラスメイトは見学状態。
"これは、こうかしら、？"
そう言うと、私の頭の上でお弁当を逆さにした。
上から降ってくる、大好物の玉子焼き。
なんてことをしてくれるんだろう…
心がずたずたに踏みにじられ、もはや何も言い返す気力がなかった。
そのとき廊下がザワザワし始めた。
私のこの惨状を笑いにでも来たのだろうか…
瞬間、私のことを取り押さえていた腕が離れた。
「これはどういうことですか、」
その声に後ろを振り向けば、さっきまで私のことを押さえていた女の子がSPさんに押さえられていた。
『な、なんで……』
"やだ、ちょうどいいところにいらっしゃったじゃない"
そう言うと、ユナさんはSPさんの元へと近づいた。
"よかったら、私のボディガードになってくださらない？"
ああ、言ってしまった……
"さっき、Aちゃんを助けていらっしゃったでしょう？それで、ぜひとも私のことも守っていただきたいの、"
そう言いながら、SPさんの頬に手を当てている。
SPさんも口元が緩んでいて、満更でもない顔をしていた。
「いいですよ、」
終わった………
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絲(プロフ) - ちむさん» ちむさん、ありがとうございます！最近は私生活が忙しい為、更新がのんびりになってしまっていますがぜひ読み続けていただけたら嬉しいです(^^) (2021年5月8日 15時) (
レス) id: 8cc83a5ce9 (このIDを非表示/違反報告)
絲(プロフ) - ミミさん» ミミさん、はじめまして。このお話を読んでいただき、本当ありがとうございます！そうですね…彼らのこともぜひ見守っていただけましたら嬉しいです(*^^*) (2021年5月8日 15時) (レス) id: 8cc83a5ce9 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ - すごく面白いお話なので続きも楽しみにしています！ (2021年5月8日 15時) (レス) id: d99f54052b (このIDを非表示/違反報告)
絲(プロフ) - うさぎさん» うさぎさん、ありがとうございます！頑張ります！！(T-T) (2021年5月5日 22時) (レス) id: c3f123b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 絲さま、はじめまして。いつも楽しく読ませてもらってます！もう一つの恋も動き出しそうですね。ニヤニヤしてしまいます。 (2021年5月2日 21時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絲
| 作成日時：2021年4月10日 23時
