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「なに嘘ついてんの、これのどこが大丈夫なのか全然わかんねえ、」
気づけば後ろから、グクに抱きしめられていた。
『え…まって…なんでここ、に…』
空いていた手で自分のほっぺたをつねってみる。
『痛いっ…』
「痛いに決まってんだろ、現実なんだから笑」
『え、でもグクなんで、お仕事は…』
「Aに会いに行くこと、？笑」
『でもこの時期って繁忙期じゃ…』
「うん、だから明日の朝にはここ発たないといけない」
『なんで、？そんな忙しいのに…』
「そんなのAに会いたいからに決まってんじゃん、それ以外に理由あると思うの？逆に」
『だって、そんなの信じられなくて…』
「信じてくれ、笑」
1人だとあんなに寒かったはずなのに、グクが後ろから抱きしめてくれているだけでとってもあったかくて。
『…もう、！グクのバカ…！！』
「バカって笑」
『これ、いつ離れるの？』
「おっぱ大好きって言ってくれたら離れる」
『離れたくないから言わない』
「いい加減顔見せろよ」
『嫌だ、だって今ぐっしゃぐしゃなんだもん、』
「やっぱり泣いてんじゃん、なんでさっき嘘ついてたの、」
そう聞きながら抱きしめてくれている腕の力を強めるから、私の心臓も更にうるさくなった。
『だって、私だけ重いとかだったら嫌だな、って…』
「いや、俺片道10時間以上かけて来たんだけど、俺の方が愛大きいだろ、」
『まって、それは私のほうが大きいよ！』
「だって俺と会えなくても寂しかったのちょっとだったんだろ？」
『違う！嘘つきました！じ、実は…すっごい寂しかったです…』
そう言うと、グクはクスクス笑っていて。
「だめだ、久しぶりだからか分かんねえけどA全部かわいいんだけど、…」
『は、恥ずかしい…』
「いいじゃん、そう思ってんだから笑」
『おっぱもかっこいいね！』
「えっ…」
おっぱって呼んで力が緩んだ隙を狙って、グクの腕の中から抜けた。
「え、ちょ、今おっぱって…」
『もうそんなに嬉しいならグクやめておっぱって呼ぶね、おっぱ？』
「あ、ようやく顔見れた」
『あ』
「おいで、」
そう言っておっぱが両腕を広げるから、そこめがけて飛び込んだ。
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あるちょん(プロフ) - 完結おめでとうございます！（ ; ; ）この作品本当に面白くてきゅんきゅんして大好きです！受験勉強頑張ってください！ (2020年12月26日 16時) (
レス) id: 90ee41565f (このIDを非表示/違反報告)
ｱ - おぉぉぉぉい!なぜ活動拠点をアメリカに移したんだぁぁぁぁ (2020年12月18日 23時) (レス) id: c8605ddb04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絲
| 作成日時：2020年12月12日 18時
