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「かわいいから、よしよししてあげる」
『いらない』
「あーそう、いらないんだ？笑」
『ごめんなさい、嘘つきました』
「はいはい、笑
まあとりあえずそういうことだから、別れるなんて絶対言うな」
『分かった、ごめんね。…でもそしたらどうするの？1年に1回も会えないかもしれないよ？』
「それはしょうがねえよ、かわりにたくさんビデオ通話しよう、俺がアメリカの仕事あったときは必ず1日空けてお前のところ行くから」
『分かった、私も韓国のお仕事あったら、必ず1日空けてグクと会う！』
「おう、笑」
カランと音をたてながら、目の前のジュースを飲み干す。
『遠距離恋愛か…』
「そうだな、心配か？」
『自信はないけど、グクとなら大丈夫かなっても思ってる』
「大丈夫だよ、もしお前が俺のこと好きじゃなくなっても、俺がすぐに飛んでいってまたお絶対に惚れさせるから安心しな」
まさかそんなことを言ってくれるなんて思いもしなくて、恥ずかしさと嬉しさから顔に熱が集中するのを感じた。
『すっごい自信笑』
「だろ？笑」
『んーでも私は、グクのこと好きじゃなくなることない気がする』
「まじで？」
『うん、だって別れた後だってグく以上にいいなって思える男の人に出会えなかったもん、』
「ふーん」
何もなかったかのようにスマホいじってるけど、照れているのがわたしにはバレバレだった。
「そろそろ帰るか、」
結局その後思い出にふけること数時間、グクにそう言われて腕時計を見てみれば、針は22時をさしていた。
『もう終わりか、』
「なに、寂しいの？」
『うん、なんかね、』
「珍しく素直だね、シラフなのに」
『ふふ、寂しいからかな』
「はやく家に帰ろうぜ」
『はーい』
仕事上の都合で昨日は宿舎に泊まったから、2人の家に帰るのは1日ぶり。たった1日なのに、寂しくてしょうがなかった。
これで遠距離大丈夫かな…そう思いつつ車に向かう。
「帰りはマネヒョンたちいないから後部乗れる？」
『わかったー』
写真撮られても分からないようにグクの真後ろに座り、色々なことを話しながら通りを過ぎていった。
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あるちょん(プロフ) - 完結おめでとうございます！（ ; ; ）この作品本当に面白くてきゅんきゅんして大好きです！受験勉強頑張ってください！ (2020年12月26日 16時) (
レス) id: 90ee41565f (このIDを非表示/違反報告)
ｱ - おぉぉぉぉい!なぜ活動拠点をアメリカに移したんだぁぁぁぁ (2020年12月18日 23時) (レス) id: c8605ddb04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絲
| 作成日時：2020年12月12日 18時
