二十四話、お誘い ページ24
「んじゃ、A、さっきのお礼したいからさ。付き合ってよ」
…………！？
会って数秒で名前呼びですか！！！？
上鳴くんより早い！！！(競ってません)
「な、名前を知らないのに付き合わなければならないんですか………！！！？」
もう、私の脳内はパニック寸前だ。
「名前？僕は寧人だ。ちなみに勘違いされたら困るから言っておくけどお出かけに付き合ってっていう意味ね。」
お出かけくらいなら………
なんていう思考がよぎった。
、
「それで、OKしたん！？」
テーブルに着き、緑谷くんと飯田くんが買いに行っている間に私はさっきの出来事をちゃこに話した。
「まぁ、いいかなー……って思っちゃったんだよ。なぜかね……」
あははと誤魔化してみるけど空気は戻らない。
「相手の名前って……」
「ん？寧人くんのこと？？」
ちゃこは考え込むように、
物間くん、変な気起こさんといいけど
とつぶやいたが、私にはさっぱり意味がわからなかった。
しばらくして、男の子二人が戻ってくると昼食を食べ始めた。
とりあえず、とちゃこに話したさっきの出来事を二人にも話してみるとなんとも言えない顔になった。
「あぁ……かっちゃんが聞いたら教室爆破しそうだな……」
「緑谷くん、それは同意だ。」
なんて言っていたけれど、寧人くん、勝己くんとなにかあったのかな？
「ちなみに、Aちゃん的には物間くんの第一印象はどうなん？」
ちゃこはそう聞いてきた。
「………そうだな。爽やかな優しい人かな。あと、お礼をするあたり律儀なのかも。」
「ブッ！！！」
ちょっと待って、みんな。なんで笑いこらえているの？？
ちゃこに至っては猫かぶりなんて言っているし……
寧人くんって、そんな人なの？！
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冬音 - 相澤先生がお兄ちゃんだなんてびっくりしました(笑) (2020年2月20日 22時) (
レス) id: 4b22177c0e (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 轟が友達になろうって言ったとき、「こいつ、まさかとは思うが個性強くしてもらうために話しかけた・・・・？」とか思ってしまった。ごめん。 (2018年8月3日 1時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
つむ(プロフ) - 哀流さん» それ、書いててめちゃくちゃ思いました！（笑）でも爆豪くんならやりかねないと信じていたので（笑） (2017年11月12日 15時) (レス) id: 06e376deec (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 爆豪威圧で道案内とかやっぱ才能マンですねー。 (2017年11月12日 15時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
つむ(プロフ) - 夏祈さん» 確認しました！ありがとうございます！！良ければお話しましょ！！！ (2017年11月11日 13時) (レス) id: 06e376deec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむ | 作成日時：2017年9月6日 22時
