七話、初ボーイフレンド ページ7
「今のところ決まってないのは…………有栖と爆豪か」
先生がそういうと授業終わりのチャイムがなってしまった。
あーー、結局なにもボードに書いてないや……
頭のツンツンが特徴の爆豪くんは何回かボードに書いて発表していた(没になったけど)から実質私だけなにもできなかったことになる。
はやめに決めなきゃ………！
時間割を確認して次の授業の準備をしようとすると、視界が薄暗くなった。
なんだろうと上を向くと、男の子が立っていた。
たしか、名前は、轟くん……だよね。
「な、なにか用事ですか………？」
私がしどろもどろに聞くと轟くんは、姿勢を正して
「有栖、お前と友人になりたい。」
と言った。
私はものすごく驚き、
私でいいのですか？本当に私ですか？それ、誰かと間違えているのではないですか？？
なんて無意識に口走っていた。
「いいや、間違えてはいない。お前じゃなきゃダメなんだ。」
さらりと返す轟くん。イケメンですね……。
「こんな不甲斐ない私で良ければ……友人としてよろしくお願いします……」
男の子の友達なんて初めてだからどう返せばいいのかわからないけど一応了承した。
仲間や知り合いは多いほうがいいもんね…！
愛想笑いとしてニッコリ笑うつもりだったけどヘラっとした気の抜けた笑いになってしまったことは見逃していただきたい。
………と、まぁこんな会話をしていた私たちを見守っていた周りのクラスメイトが授業中に感じた狙われるような視線をまたもや浴びせてくる。
まって、その視線どういう意味が込められているの……？
怖いよみんな……？？
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冬音 - 相澤先生がお兄ちゃんだなんてびっくりしました(笑) (2020年2月20日 22時) (
レス) id: 4b22177c0e (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 轟が友達になろうって言ったとき、「こいつ、まさかとは思うが個性強くしてもらうために話しかけた・・・・？」とか思ってしまった。ごめん。 (2018年8月3日 1時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
つむ(プロフ) - 哀流さん» それ、書いててめちゃくちゃ思いました！（笑）でも爆豪くんならやりかねないと信じていたので（笑） (2017年11月12日 15時) (レス) id: 06e376deec (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 爆豪威圧で道案内とかやっぱ才能マンですねー。 (2017年11月12日 15時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
つむ(プロフ) - 夏祈さん» 確認しました！ありがとうございます！！良ければお話しましょ！！！ (2017年11月11日 13時) (レス) id: 06e376deec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむ | 作成日時：2017年9月6日 22時
