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5日目 ページ5

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「ここが今日からお前の家だァ。」

「...はぁ。」


いやいやいや。意味がわからない。
デデーンと効果音が着きそうなくらい大きな屋敷。
しかも今日から一緒に住むなんて聞いてない。





「あ、あの...。本当にここに住んでよろしいのでしょうか...?」

「当たり前だ。嫁なんだからよォ。」


こちらを見てニヤッと口角を上げる。
その表情になんだかドキドキしてしまう。
.....この人、顔はいい。やってることはヤバいけど。


しかも「嫁」なんて言われるものだから、非現実味が帯びていて心臓がドキドキする。






「緊張してんのかァ?」

「いや、まぁ...。」

「安心しろ。ここには俺ら2人しか住んでねぇから。」


.....いやそういう話じゃないんだよなぁ。
しかも2人きりって色々とマズいと思うのだが。





「入っていいぞォ。」

「...おじゃまします。」


屋敷の中は、外装から予想がつく和風な感じだった。
そしてほのかに甘い匂いがする。


彼の後ろについて行くと、おそらく居間であろう場所に着いた。







「座ってろ」


そういうと、彼は部屋を出ていってしまった。
.....いやあ、人生何があるか分からないものだなあ。

というかまず、あの人の名前も知らないし。
後でちゃんと聞かないとなぁ。



少し緊張しながら彼を待っていると、彼はお茶を持って戻ってきた。
香ばしい匂いが鼻をくすぐる。




コトっと机にそれが置かれた。




「飲め」

「.....ありがとうございます。」

...毒とか入ってないよね。
そんな嫌な想像が浮かびじーっとそれを睨む。



すると、彼はフッと笑った。


「...変なもんは入ってねェよ。安心しろ。」

考えてる事が読み取られ、カァっと顔が赤くなる。
分かってますよと言わんばかりにすぐにそれを飲んだ。





少しの間沈黙が続くと、


「不死川実弥。」

「え?」

「俺の名前だァ。不死川実弥。」


なんて急に言われたので、返答に困った。






「...え、と...」

「お前は?」

「...Aです」


と少し小さな声で言うと、いい名だな。と言って笑った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
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XoxoBl00d(プロフ) - コメント失礼致します!初めまして!貴方様が描かれる実弥、本当かっこいいです!この物語が好き過ぎて毎日幸せでした!!欲を言えば結婚までの続編が読みたいです(;_;)これからもお身体にお気を付けて更新、気長に楽しみにしております!/// (2020年3月27日 0時) (レス) id: ea837440b3 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 時間一日(ときまいちじつ)さん» ありがとうございます!!(。_。*)お気遣いもありがたいです!!はい、待っていてください!!(〃▽〃) (2020年3月14日 0時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)
時間一日(ときまいちじつ)(プロフ) - コメント失礼します。とても読みやすく実弥さんすごくかっこいいです!お身体に気をつけて更新頑張ってください、気長に待ってます(*´ω`*) (2020年3月13日 22時) (レス) id: 4c0ef34530 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 月華さん» そう言っていただけて嬉しいです!はい!待っていてください(*^-^*) (2020年3月13日 13時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - Aosugiさん» ほんとですか!ありがとうございます!( ; _ ; ) (2020年3月13日 13時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲良 | 作成日時:2020年2月28日 18時

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