子育て奮闘中。[青]

子育て奮闘中32 ページ35

うたside


どーも！うただよ！


なんかね、おきたら


おうちじゃなかったの


みんなでおめっとしてたのに


ぱぱがえんえんしてたの。


うたしんぱい。


うたがよしよししたげる！


どこにいるの？


隠れてるの？



『ぱぱぁ、、、』


ガチャ


あ、ぱぱ！


紫「起きたの？」


ぱぱじゃない、


『なぁーな、、』


『ぱぱ？ぱぱろこ？』


紫「うーん、ぱぱ今頑張ってるから」


紫「俺と待ってよ？」


『ぱぱいーの！』


紫「ぱぱも頑張ってるからうたちゃんも頑張ろ？ね？」


ぱぱ頑張っちぇるのかぁ〜


うたもがんばる！


『あい！』


紫「朝ごはん食べよっか。」









紫side


青「、、、、僕うたのこと育てられないかも」


すー黄青「え？」
(ちなみにるぅとくん酔って爆睡中です。)


紫「わけ、、、、聞いていい？」


ころちゃんは首を横に振った。


橙「ころん、言ってくれへんと分からんよ？」


桃「そうだよ。うたちゃんのためにもさ。」


赤「ね？ころちゃん。」


ころちゃんは頑なに首を横に振るだけだった。


すると莉犬くんがスマホの画面をみんなに見えるよう差し出した。


「子育て頑張ってるころんくんも素敵だけど私たちのことも優先して欲しい。」


「本当は逃げてるだけなんじゃないの？」


「ただでさえお荷物なのにwwこれ以上メンバーのみんなのお荷物になって何がしたい訳？www」


「ちゃんと育てられてるの？」



橙「ころん、、、あんま気に、」


青「なるの！」


青「これ以外にももっとあったし！」


青「僕がみんなに迷惑かけてるのも知ってるし！」


青「僕がもっと頑張ればいいの！」


青「僕がっ、、育てたくて、、、育ててるのに、、」


青「なんでっ、、、」


紫「いいよ、もう十分伝わったから。」


俺は優しく包み込んだ


紫「大丈夫、ころちゃんが頑張ってるのはみんな知ってるから。」


赤「そうだよ！ころちゃん！」


『ぱぱぁ？』


青「うた、、」


『ぱぱ、らっこぉ』


青「ん、」


割れ物を扱うように優しく抱きしめたころちゃん。


青「ごめんねぇっ、、、、」


『ぱぱぁ？えんえん？』


『ぱぱやぁの？』


必死にうたちゃんがころちゃんを慰める。


ころちゃんと似てるなぁってつくづく思う。


血は繋がってなくとも親子なんだなって。


青「なぁーくん。」


紫「ん？どうかした？」


青「少しの間うたのこと預かってくれませんか？」


青「少し気持ちを整理させてください。」

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