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あれから、昼休みが終わり
放課後になった
ジェノが何と言ったのかは未だにわかってないが
耳打ちされた事への幸福感の方が自分の頭を埋めた
JN「A、一緒に帰らない？」
JN「今日、部活ないしさどう？」
「全然大丈夫だよ！一緒に帰ろ！」
そう言うとジェノは目がなくなるくらいの笑顔を見せた
「あ、待って！私、先生にプリント提出しなきゃいけないから門の所で待っててくれる？」
JN「わかった！」
そう言って、私は急いでプリントを届けに職員室に行った
「失礼しました〜」
そう言って、職員室を出た後御手洗に行きたくなった私はすぐさま御手洗に駆け込む
御手洗を済ませてさぁ、出ようとした瞬間
ドアが押し戻される
＜いるんでしょ、ソン・A＞
«返事くらいしなさいよ！いるんでしょ！»
そう言って、ドアをガタンっと蹴るような音がする
まただ
2組のソユンさんと、ユンギョンさん
2人は今どきのカースト上位という服装でメイクはバチバチで匂いが強い甘ったるい香水をいつもつけている
私があの4人に近づいてるのが気に食わないのか私をいじめてくる2人
廊下では足を引っ掛けられたり、周りに聞こえない声で私に暴言を浴びせてくる
＜本当に、ムカつくんだよ！！今日もあの4人と食事してたでしょ！！＞
私はその怒号に怯えながらトイレの隅っこに縮まる
«お前みたいなブスが調子乗ってんじゃねぇよ！！»
そんな、罵倒に耐える
もう、ダメだと思った時遠くから誰かの声が少し聞こえてくる
JN「Aどこにいるの?」
微かに聞こえるがその声の主はジェノだった
流石にいじめっ子2人もそれに気づいたのか急いでトイレを立ち去る
私は気持ちを落ち着かせた後、トイレから出て洗面所の前で涙を拭う
ジェノに心配されない為に赤い目を落ち着かせる
落ち着いた後、御手洗から出ると
JN「A！！！心配したんだよ！！！」
ジェノがいた
「ごめん、ちょっと手に絵の具かなにかついてたみたいでそれ取ってたんだ、本当にごめん」
そう申し訳なさそうに答えた瞬間
私の視界は真っ白だった
JN「良かった！本当に！いなくなったかと思ってびっくりしたんだけど！」
その時気づいた今抱きしめられているんだと
あまりの衝撃的な行動に私の頭はパニック状態になる
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主人公の設定です
ソン・A
引っ込み思案、おっちょこちょい
続く
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作者名：夕顔 | 作成日時：2022年12月14日 22時
