二十一、０ポイントヴィラン ページ24
彼女を安全そうなところに置いて醒ますを使いながら０ポイントヴィランの所へ戻る
『さぁて、お待ちかねの戦闘タイムだ』
自分でも口角が上がっていくのがわかる
別に戦うことが好きという訳では無いが、自分がどれだけ成長したのかを知るいいチャンスだろう
『他のヴィランは割と脆かったからな、体がでかいだけじゃなく、強度があることを期待するぜ？』
そう口に出しながら頭の中で作戦を練る
他のヴィランもそうであるが、ここのヴィラン役は全てロボである
そうわかっていれば弱点は沢山見えてくる
が、この大きさのものに通用するかは分からない
通用してくれればいいのだが
相手は僕を見つけたようで、執拗に僕を狙ってくる
醒ますを使わなければ避けるので精一杯だろう
個性のキャパが無いわけではい、使えば使うほど代償は大きくなる
今日は結構使ってたから明日一日は倒れてるだろうな
っと危ねぇ当たるところだった
...久しぶりにあの力使うか
０ポイントヴィランからの死角になるところに移動し、能力を発動させる
『目が覚める！』
ドサリと体が倒れ、次に目を覚ますとあたりは真っ暗だった、いや、上の方は少し明るいが
意識を統一させ、近くに【電子機器】がないかを調べる
やはり、あのロボの中にモニターのようなものがあるようだ
そこに移動しよう
さらに集中し、移動するようイメージする
目を開けると機械の配線がずらりと並んでいた
後ろを見るとこのロボの情報がずらりと並んでいる
構造を理解し、そのひとつに触れ、1つまた1つと解除していく
最後のキーを押し全てが終わると大きなブザー音と共に機械が倒れていくのを感じるそれと同時に瞬きをすると
自身の体に戻っていた
後ろで轟音が鳴り響き、砂をまきあげながら風が自身の背を押していく
ふと止まり後ろを見ると、先程では暴れていた大きなヴィランが綺麗な形のまま倒れていた
「終ー了ー！！！！」
ようやっと試験が終わったようだった
周りを確認し、特に人が居ないことを確認すると走って彼女の所へ戻る
「あ、お疲れ！」
『ん、お疲れ様、大分元気そうだな』
「まぁ、怪我だけだしっと」
『今回は叫ばないのか』
「まぁ、うん」
『そっちの方が、有難いと言えば有難いがな
耳を痛めずに済む』
「ご、ごめん」
『別に、謝らなくてもいい...？あれは』
「？...！リカバリーガール！」
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なえ - とても面白いです。頑張って更新してください！ (2021年2月20日 17時) (
レス) id: 7bd6f37d2f (このIDを非表示/違反報告)
キーリ(プロフ) - カゲプロとメカクシ団のクロスオーバーは初めて見ました…！カゲプロ自体も懐かしくて、楽しんで読ませてもらいました！更新楽しみにしています、頑張ってください！ (2020年3月30日 0時) (レス) id: 47104ff0e3 (このIDを非表示/違反報告)
KA☆SE☆I(プロフ) - レズアさん» コメントありがとうございます！亀のようなノロノロ更新ですが、良ければ見ていってください！ (2020年3月22日 1時) (レス) id: aa219b634c (このIDを非表示/違反報告)
レズア - この作品凄く面白いと思いました！更新頑張ってください！ (2020年3月21日 22時) (レス) id: 992ebf245b (このIDを非表示/違反報告)
KA☆SE☆I(プロフ) - 輪廻音さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年1月19日 17時) (レス) id: aa219b634c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KA☆SE☆I | 作成日時：2019年3月15日 9時
