十九、メカクシ開始...！ ページ21
さてと...
会場まで着いたのはいいが、さっきのメガネくんも朝の女の子も居ない...
女の子は出久を落ち着かせてくれそうだが、メガネくんが出久と一緒だと更に焦りそうだからな...
別々だといいが
こんなことを思っていても仕方が無い
僕は今すべきことをするだけだ
「ハイスタートー！」
カウントなんかしないってことか
取り敢えず
『走って点取りに行くしかねぇ...！』
目を醒ます！！
目の奥が熱くなるのがわかった
ちゃんと能力を使えているようだ
「どうしたぁ？！
実践じゃあカウントなんざねぇんだよ！！
走れ走れぇ！！
賽は投げられてんぞ！！？」
この声は恐らくプレゼント・マイクというヒーローだろう
サイレン用スピーカーを使っているのか、自身の『個性』を使っているのか
そこは分からないが、とにかく早く行動しなければ
あれからどれくらい経っただろうか
僕の周りには鉄クズと化したロボットがざっくばらんに散らかっている
『この辺りが1番多かったから来たが...
来るのが遅かったか？』
建物と建物の間を飛びながら確認していたから、見間違えたのかもしれないな
ドオォォォオン
？！
「おい、なんだあれ？！」
「もしかして、あれが0ポイント...？！」
「あんなやつと真っ向勝負なんかしたら死んじまう！」
「ちょっ、どけ！！俺が出られないだろ？！」
...何度見ても滑稽な奴らだ
あんな奴らがヒーロー希望だと...？
笑わせるな
ヒーローが自身の可愛さゆえに他者を押しのけ我先にと逃げようとしている
そんなことで一般市民を助けられるとでも思っているのか？
そんなことをしていては
『助けられる命も、助けられないだろうな』
目を熱くさせる
近くの瓦礫で能力が使えているのを確認し大型ロボヴィランに近づく
「おい、きみ！危ないだろう？！早く『逃げたければ逃げればいい！』？」
『お前らのような人間は、ヒーローになっても、人1人守ることすら出来ないだろうな！』
一刻も早く、あいつを潰さなければ
ここが本当の町だとして、このまま放っておけば市民は助からないだろう
「...て..たす.て...！」
『声...？
どこだ？！何処にいる？！
まだ声が出せるなら、この声が聞こえるなら！返事をくれ！！』
「き..るよ..こ...だ...！」
っこのままだと危ないか...？
『目を凝らす！』
ここから数m離れた位置そこまで離れていないがここまで聞こえ辛いとなると
『危ないな...！』
明けましておめでとう御座いました→←十八、メガネくんと4種のヴィラン
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なえ - とても面白いです。頑張って更新してください！ (2021年2月20日 17時) (
レス) id: 7bd6f37d2f (このIDを非表示/違反報告)
キーリ(プロフ) - カゲプロとメカクシ団のクロスオーバーは初めて見ました…！カゲプロ自体も懐かしくて、楽しんで読ませてもらいました！更新楽しみにしています、頑張ってください！ (2020年3月30日 0時) (レス) id: 47104ff0e3 (このIDを非表示/違反報告)
KA☆SE☆I(プロフ) - レズアさん» コメントありがとうございます！亀のようなノロノロ更新ですが、良ければ見ていってください！ (2020年3月22日 1時) (レス) id: aa219b634c (このIDを非表示/違反報告)
レズア - この作品凄く面白いと思いました！更新頑張ってください！ (2020年3月21日 22時) (レス) id: 992ebf245b (このIDを非表示/違反報告)
KA☆SE☆I(プロフ) - 輪廻音さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年1月19日 17時) (レス) id: aa219b634c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KA☆SE☆I | 作成日時：2019年3月15日 9時
