【かぐ告】【男主】かぐや様は告らせたいらしいので手伝う話

とりあえず料理対決 ページ34

石｢予めご飯と油を混ぜておくんですよ｣


白｢その作り方は邪道だろ｣


｢油は辞めておいた方がいいぞ｣


石｢この作り方が1番パラパラにできるんですよ｣


白｢普通に作った方が美味いだろ｣

ーーー
ということで、俺も参加することになった


青ネギを切り、小皿に入れる


後に卵かけご飯を作り油の敷いたフライパンに入れ、かき混ぜる


卵かけご飯を作り、後はシンプル作る


合宿の時もこうだった


部員の人も喜んでいた記憶が蘇る


お玉にご飯を入れ、皿を上に乗せ、ひっくり返す


炒飯に青ネギを載せたら


完成だ

ーーー
｢で、みんな出来たか？｣


四｢そのようですね｣


藤｢じゃあ、まずはかぐやさんから､､､おお！これは牡蠣チャーハン｣


藤原はパクッと食べる


藤｢これは、春牡蠣ですね、通常は牡蠣の旬は冬ですが、春が1番旨み成分を含んでいます｣


四｢あ、すいませんそれ普通の冬牡蠣です｣


俺は四宮の思考を読んだ


牡蠣の事じゃない、この料理対決からだ


もしかして、会長に食べさせるため？


なら、俺の行動は1つ


｢会長、確か牡蠣が好物だったよな？食べてみたら？｣


白｢いい｣


白『料理対決において、ライバルの食品を食べるなんて､､､』


頑固！？


審査の結果、伊井野が5、藤原が9となった

ーーー
次は石上


藤原が試食をする


藤｢この卵は！軍鶏の卵！取れる数が少なく、白身にすら旨みがあると言われています！

これを使うとは､､､｣


石｢｣ﾆﾔｯ


石｢いや、スーパーで買った卵です、スープは味覇です｣


石上は、審査の結果、藤原が8、伊井野が1だ


理由は、美味しいって恥ずかしくて言えないからだそうだ

ーーー
次は俺だ


藤原がパクッと食べる


藤｢これは､､､血と汗と涙を感じます、この料理を作るためには、仲間への愛情が必要でしょう､､､

教えてもらったとは､､､言い切れない､､､独学に近いです

仕上げにはこの青ネギ､､､辛味がありません､､､｣


｢いや、合宿の時に携帯見て作ったやつだ

青ネギはスーパーの安いやつだ、地味に辛いから気をつけろよ｣


藤｢え、えぇ？｣


俺の採点は、藤原は8、伊井野は9だった

ーーー
白銀は蓋を開ける


石｢これは､､､黄金炒飯！？｣


｢凄､､､｣


藤原は試食をする


口に含み、噛み締め、飲み込む


其の瞬間、涙を流した


藤｢これは､､､何年もかけて試行錯誤して作られた炒飯、これは会長の台所事情よってできた、具無し炒飯！｣


謎に皆感動し、その戦いは終わった


藤｢まぁ、ぶっちゃけ冷夏さんが1番美味しかったです｣

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