episode102 ページ10
『本物の天使…存在するんだ……』
コハク「いつも傍で、Aを見張ってた」
『そっかぁ…でも変なの、私とハクちゃんは…昔から親友なのに……』
コハク「あー、それは…Aの記憶を書き換えたからだよ」
コウ「ふーん？友達のフリして、ずっと様子を伺ってたんだ？」
コハク「まぁ、そういう事！」
ユーマ「オマエの正体は、逆巻のヤツらも知らねーのか？」
コハク「知らないんじゃない？あの人ら鈍いし…！」
ルキ「お前はあの方、カールハインツ様と面識があるのか？」
コハク「カールハインツ？誰それ？」
ルキ「…どういう事だ？お前の主は誰なんだ？」
コハク「僕の主はソクラテス様だ」
ハクちゃんの手が私の左胸に触れた。
良く知っている顔の親友は、今は別人のように感じる。
彼女の手に重なるように自分の手を添え、そして目を閉じた。
コハク「さぁ、お嬢さん、お逝きなさい」
ルキ「おい…！！」
心臓に感じる違和感
じわじわと熱くなって行くような感じがする。
身体が冷えすぎて、恐らく感覚が鈍くなっているようだ。
『あぁ……やっと…終わるのね………』
コウ「Aちゃん…っ！！！！」
ユーマ「おい！A！！！！」
アズサ「…そんな…………」
ルキ「おい！！よせ！やめろ！！」
視界が真っ白になって行く。
まさか、今日絶つ事になるとは…
みんなの私を呼ぶ声が聞こえる。
何だかんだ、みんなにはお世話になったなぁ…
何一つ伝える前に、もうバイバイか
どうせなら砂肝、たらふく食べておけば良かったなぁ…
ハクちゃん…ずっと我慢して、私の親友のフリをしてくれていたんだね……
ユイちゃん、私がいなくなったら悲しむかな…
逆巻の皆は…どう思うかな…………
でも凄いや、本物の天使が迎えに来た
天使に会えるなんて幸せな事だよね…
来世では…普通の人生を………
………送れたらいいな…＿＿＿＿＿＿＿＿＿
・．━━━━━━ † ━━━━━━．・
皆さん、とってもとってもお久しぶりでございます…
まだこの小説を読んで下さっている方が存在している事に驚いております。
気づけば社会人となり、この小説を描き始めてから6年ほどが経ちました:( ;´꒳`;)時の流れの速さに震えております。
ちなみにソクラテスさんはDARK FATEに出てくるカールハインツさんの友人みたいです。誰やねん！ってなった方すみませんw
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星華ルリ(プロフ) - RENKAさん» れんかさん！コメント嬉しいです(*´∇｀*)最初から読んで下さったんですか！？やあぁ…ありがとうございます！！好きなキャラ一緒ならより楽しんでいただけることかと思いますので良かったです♡ (2022年6月4日 22時) (
レス) id: 4c167fbd3d (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - 初コメ失礼します！めっちゃ面白すぎて最初から一気に見てしまいました！あとルリさんと好きなキャラが全部一緒でびっくりしてます(笑)！ (2022年6月2日 11時) (レス) id: 345a1df315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星華ルリ | 作成日時：2022年5月29日 18時
