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貴方side
やまと「それでさ、俺たち別れよう」
突然の一言に思考が停止する。
混乱する頭で必死に捻り出した一言は「なんで？」
やまと「Aが怪我してずっとずっと考えてた。俺のそばにいてネットでは集中攻撃をくらって、ストーカー行為だってこれが初めてじゃない。俺といたらAが危ない。俺は守れなかった」
「そんなの、、、やまとのせいじゃないじゃん、、」
必死にやまとは悪くないと反論すると、これが現実だと理解したように涙が頬を伝う。
「絶対別れたくない、、絶対やだ、、、どんな目に合っても別れたくない」
やまと「Aが俺のせいで傷つけられるのを見てるのが辛い」
「やまとのせいじゃない。100%違う」
涙目でもしっかりやまとの目を見て言えば少したじろぐ。
目を泳がせて少し下に視線を落とした彼は小さい声で「わかってよ」と呟いた。
「私もやまとのこと分かりたいよ。でも、、、言ってくれないと分からないんだよ」
やまと「一緒に居ても、罪悪感で前みたいに笑えない。」
やまとは一切泣かない。
たまに見た事ある他人に向ける目を私に向けて静かに残酷な言葉をぶつけてくる。
「私はやまとのこと、大好き。やまとは？」
やまと「もう、好きじゃない」
やまとの言葉に大粒の涙を流して「お別れだね。」と最後の言葉を言う。
やまとは「またね」と言うことも無く部屋を出ていた。
泣きすぎて、お腹の傷口が痛む。
1人残された部屋で今まで二人で撮った写真ややまとを映した写真を見返す。
いつの間にか大量に増えていた思い出。
今回の別れはお互い悪くないと言い聞かせ泣き疲れてそのまま眠ってしまった。
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おかゆ(プロフ) - ルリさん» きゃーうれしい( ;; ᷇࿀ ᷆ ;;)ありがとうございます！！ (2022年9月10日 21時) (
レス) id: 96c0028693 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - え、、待ってこの物語めっちゃ好き (2022年9月10日 20時) (レス) id: 988147937c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかゆ | 作成日時：2022年8月21日 19時
