其の十九 ページ24
『着替え終わった??』
そう言って大知の所にひょこっと顔を覗かせる
大知「いや、終わったけどさ…これは似合ってんのか?」
袖を掴んでむー、と唸りながら聞いてくる。
似合わなければ着せないんだがな。
『似合ってるよ、大知は何でも似合うぞ?』
思っていた事をそのまま告げる。
大知「なっ!?」
ただ思っていた事を言っただけ。なのに何で大知は顔を赤くしてるんだろうか。よく分からん。
樹咲「ねぇ、これめっちゃ高いやつなんじゃないの?つか何で女物あんの?」
『高いのは高いだろうな、政府からの贈り物だし。あと、女物が何であるのかは俺にも分からん。』
つか着物って全部高いんじゃねぇの?←庶民(ファッションとかに全く興味の無い男子)の知識
とか思いつつ、適当に返事をする。
大知「なぁ、え、ちょっと、あの子って…」
『ん?』
背中をべしべしと叩いて話しかけてきた大知が指差す方向を見ると、襖から真顔でじーっ…っと見てくる秋田くんと前田くんと平野くんが居た。
『あれ?秋田くん前田くん平野くん。どしたん?』
秋田くん「主君、その方達は何方ですか?」
前田くん「気になって来てしまいました」
平野くん「お茶などお持ちした方がよろしかったでしょうか?」
『あぁ、此奴らは俺の友達。えーと、こっちのプルプルして悶絶して君らの事見てるこの男の方が南雲、さっきも会ったのに今更感動して声も出ないのが広袖。』
秋田、前田、平野「「宜しくお願いします!」」
大知「よ、宜しく。」
樹咲「可愛い…宜しくね」
流石粟田口と言ったところか。綺麗なお辞儀をして、飛びっきりの笑顔で大知と樹咲を迎え入れた。
そして未だ悶絶してて吃ってる大知とボソッと可愛いって言った樹咲。お前らマジでいつも通りになって来てるぞ。人間の順応性ってこえぇな。←
『んま、取り敢えず二人共着替え終わったし、大広間行きますか!秋田くん前田くん平野くん、一緒に行くか?』
秋田くん「是非!」
前田くん「お供致します!」
平野くん「よろしいのでしたら!」
『だってよ、良いよな?』
大知「え!?あ、うん!」
樹咲「もち。」
まぁ、好きなんだから断る理由もねぇよな。
つか、やっとちゃんとした紹介出来るんじゃね?刀剣達に。
あと、部隊のお迎えもしなきゃだしな。
結構時間経っちゃったかな。速くしないと。
『んじゃ、先に大広間行っといて。俺部隊迎えに行くから。』
大知「お、おう!」
樹咲「分かった」
_______
文字数
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
114人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒咲 蓮弥(プロフ) - 葡萄シャーベットさん» そう言っていただけて幸いです(*´-`)更新出来る事は少ないと思いますが、どうかこの小説をよろしくお願い致します(*´-`) (2018年6月18日 9時) (レス) id: 05691f9a80 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄シャーベット(プロフ) - 黒咲 蓮弥さん» よかったー!あ、こんな夜中に申し訳ありません・・・。それでは気長に縁側でお茶でものみながら待ってます!プロ精神、流石です!頑張って下さいね! (2018年6月18日 3時) (レス) id: f6cb6ae02b (このIDを非表示/違反報告)
黒咲 蓮弥(プロフ) - 葡萄シャーベットさん» コメントありがとうございます!「読みたい」と言っていただけて嬉しいです、ネタが浮かび次第更新したいと思っています、無理矢理捻り出してもつまらないものしか出来ないもので…でも、必ず更新は致しますので!ご安心下さいませ(*´-`) (2018年6月18日 2時) (レス) id: 05691f9a80 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄シャーベット(プロフ) - 続き、読みたいです…。お書きにならないのでしょうか…? (2018年6月18日 1時) (レス) id: f6cb6ae02b (このIDを非表示/違反報告)
黒咲 蓮弥(プロフ) - ドスコイ青汁さん» ありがとうございます!あの人達実はリア友が元だったりしますww更新頑張ります!(*´-`) (2017年3月31日 17時) (レス) id: 05691f9a80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒咲 蓮弥 | 作成日時:2016年12月15日 20時