【歌い手&実況者】こっち来ないで下さい【男主】 (ページ7)

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見付けた。ページ7

そらるside

この前見付けた期待の新人タグが付いてた初投稿のエイリアンエイリアン。歌い手は冬波。
期待の新人タグが付いてる人は結構居るけど、その人の歌声は、人を惹きつける何かを持ってた。
俺は、この人とコラボをしてみたいって思った。
丁度生放送をやってて、だから言った。「コラボしよう」って。そしたら戸惑ってたみたいだけど了承してくれた(燐樹が)

今日は初めて会う日。
歌を決めたりしようかと思ってた。

＿その矢先の事だ。

そらる「いや、あの、人を待ってるんで…退いてください」

「えー、良いじゃないですかぁ～遊びましょうよぉ」

わざとらしく語尾を伸ばす目の前の女。
つか何人居るんだコレ…

「あ、じゃあ、その人も一緒に遊びましょ～？なら大丈夫ですよね～？」

そういう問題じゃないから！
そう叫びたくなった。その時だ

燐樹「あー！やっぱり！！おーい、大丈夫ですかー！！」

え、この声、燐樹の！？

「あ、あれが待ってた人ですかぁ～？」

「えー、可愛いし後ろの人イケメン～」

「あの人達も誘お～」

「良いですよねぇ～？」

そらる「…ホント、迷惑。邪魔。」

「…はっ…？」

そらる「退いて」

「なッ！？」

俺は無理矢理女達の間を掻き分けて二人のもとへ歩いて行った。

燐樹「そらるさん大丈夫ですか？相変わらずですね」

そらる「人の迷惑考えて欲しい…」

燐樹「バレたんですか？歌い手って」

そらる「いや…バレてない」

燐樹「じゃあ顔に釣られましたね、あの人達」

そらる「知らないよ…」

ふと、燐樹に腕を引っ張られて走って来たであろう、疲れて肩で息をしている冬波さんに気付く。

そらる「初めまして、冬波さん。大丈夫ですか？」

冬波「…！？…え、あ、はい！」

人見知りってのはホントだったんだな…
しかもコミュ障っぽい？声裏返ってるし

燐樹「兄ちゃん、声裏返って…ww」

冬波「…うるさい」

燐樹「ごめ…w」

で、如何しよう。此処じゃ目立つ…

燐樹「移動しましょう。何処行きます？」

そらる「そうだな…ちょっと遠いけど、公園行こう。あそこなら目立たない」

俺と燐樹が話してる間も、冬波さんは帰りたそうな顔をしてた。

燐樹「そうですね、公園行きましょう。確かにあそこなら目立たないし。」

そらる「あぁ。」

軽く返事をして、公園に向かう。

そらる「そう言えば、冬波さん。」

冬波「はい！？」

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