出会いは運命でした(Tomohiro.K)

３９話 ページ39

「智洋くんごめん、大ちゃん頼んでいい？」





照「のんちゃん眠たそうやから寝かせとこっか？」




神「あー、お願いします！大ちゃんこっちこよっか？」





大「おん」





「ごめんね、大ちゃんもう少し待ってて？」









あたしは流星と外に出た





流「色々悪かったほんまに」




「もうええから」




流「じゃ、、、」






歩いていく流星の背中を見送る







…






「あのさ！」





流「ん？」



振り向く流星





「いつか、、またいつか大ちゃんが自分の口から本当の父親に会いたい。って言ったら、、また会わせるから。いい？」




流「おん、それは大丈夫」




「ん、じゃ、、、」





「さよなら」









小さくなるまで流星の背中を見送った









家の中に入るとリビングにはお兄ちゃんと寝てるのんちゃん




智洋くんと、その隣に座る大ちゃん








「大ちゃん」




大「おかん、、、」




「大ちゃん？お話終わったよ？おいで？」




大「おかんっ！！」




ズズっと鼻すすって泣き出す大ちゃん



「ごめんね？いきなり怖かったよね？」




大「おかんがあんな顔したの初めて見たもん、、怖かった」




「ごめん、ね、、、？もう大丈夫やから、ね？」





つつっとあたしの目からも涙が出てきた




「あれ、あはおかしいな( 笑 )」




気張ってたのかな





照「お邪魔は帰ります」




「あ、ごめんお兄ちゃん。ありがと」




照「おん、またなんかあったら呼んでな？あ、あとおめでとう、お幸せに」




そう言って出てったお兄ちゃん






神「A〜？」





ぎゅっと大ちゃんごと抱き寄せられた





「っくるし」




大「んーくるしー」




神「俺絶対幸せにするから」




神「大ちゃんも、、Aものんちゃんも」





「うん」





大「ぱぱ」





「え？」



大「パパになるんやろ、、、？」




「大ちゃん、、」




大「のんパパは、、俺のパパになるんやろ？」




神「せやな、後々」



大「俺な、、パパができたらやきゅーしたい、キャッチボールしたり、あとサッカーボール蹴ったり、、、プールでも泳いだり、、たくさんあと、、、」




神「大ちゃん、、、一緒に全部叶えような？」




大「おん！！！！！」






ありがとう…


あなたに出会えてよかった

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