出会いは運命でした(Tomohiro.K)

１話 ページ1

いらっしゃいませ〜






現在時刻




午後９：３０





あたしは桐山A


25歳

昼間はファミレスでパート
夜はコンビニでアルバイト


所謂まぁ、手に職をつけてないから



フリーターってやつ




パートとアルバイトでなんとか生活してます









今もコンビニでアルバイト中








「いらっしゃいませ〜」





あたしと同い年くらいの男の人




いつも５歳くらいの子供を抱いてこの時間に来る




腕の中の子供はすやすや寝ている





9時半なんて子供眠くなる時間やから





でもいつもなんでこの時間なんやろ





って思いながらレジを打つ




いつも買ってくのは




お弁当、デザート、プリン、洗剤、歯磨き粉 などなど





両手には大荷物





「ありがとうございました、またどうぞお越しください」





軽く男性はあたしに会釈をし、帰る、、と思ったら






子供の靴が片っぽ落ちた






それに気づかない男性






「あ！あの！！お客さん！」






神「あ！あはい！」




「落ちましたよ！」





神「あらら、、すみません」






「、、、いつもこの時間ですね」





神「あら流石に覚えられちゃいましたか」




「いつもお子さん連れてますから余計に」




神「そうなんです、、仕事の都合上この時間まで施設に預けてるんです」




「施設、、、シングルファザーですか？」





神「まあ、、そうなりますね( 笑 )」




「そうなんですか、、かわいいですね、、」



神「そうですよね、、ほんとに子供には罪はないので頑張らないと」




「ですね、、、あたしもそろそろ上がる時間なので、、早く帰って温かいお布団の上にお子さん寝かせてあげてください」




神「そうですね、拾ってくださりありがとうございました！」




「はい、またのお越しをお待ちしております」




神「では、、また！」








シングルファザーか、、、

２話→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す