ドッキリ。 ページ8
「淳太、さー…女性経験ないやろ？」
………………は？
撮影の待ち時間、しげがソファーに横になって携帯をいじりながら言った
一瞬頭がフリーズした
は？何言うてんねんこいつ
「�陲舛磴鵑�ファーストキスの相手なんやろ？しかも男子校やったやん？女子と関わる事なんて少ないやん」
「いやいやいやいや、あるし。俺。女性に慣れてるから」
「いやそりゃ慣れてるんやとは思うんやけど…ほんまのところ未だに童貞やろ？」
図星をつかれて言葉に詰まる…
「そ、…れは…」
「ほぉ〜ら！！やっぱりそうやぁぁ〜！！うーわ、三十路にもなってDTとか有り得へんわぁ〜！！」
いつもの腹立つ笑顔で人のことを指さして馬鹿にするしげ
腹立つ、ごっつ腹立つ。めっちゃ今こいつをしばきたい
「職業柄仕方ないやろ！それにそれ言ったらお前やってそうやろ」
「え？俺ちゃうよ？」
え？
「俺、高二で卒業しとる」
嘘やん、めっちゃ嘘やん
「あ！今こいつ嘘ついてる思ったやろ？！ほんまやからな！」
え…マジか…
「多分小瀧、流星辺りもそうやと思うで？照史と神ちゃんはどうか知らんけど、�陲舛磴鵑和感箸靴箸襪辰討覆鵑�いつかに聞いた」
え？マジで…？あの�陲舛磴鵑任気─�
俺�陲舛磴鵑世韻話膣屬篁廚辰討燭里法帖�
なんか、やばい…泣きたくなってきた…
「ちょ、淳太？おーい？淳太くぅーん？？」
俺だけ…
あ、やば…
ブワッ
「ええぇぇぇええええ？！？！ちょ、淳太？！淳太くん？！え？！やばい照史に殺されるっ…！！」
なんかしげが言っとるけどなんも頭に入ってこうへん
ただ目の前が涙でぐにゃぐにゃなって訳分からん
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作者名：ありやまGirl | 作成日時：2020年5月20日 8時
