お留守番2 ページ14
涼「なんでうちに…?」
今お昼近くなんだけど…寝癖ついてるし…
それを聞いた途端不味そうな顔をし私から目線を逸らした
大「あー…それはー……」
気を紛らわすためだろうか彼の鼻の下に人差し指を置くといういつもの癖がでて観念したようにゆっくりと口を開いた________
────《遡ること1時間》────
ー大貴sideー
昨日は夜更かしをしてしまい、普段から朝が苦手な俺はいつもより更に遅く起きてしまった、
大「ん、んん……」
今は12時32分 今日が土曜だったから良かったものの、平日じゃ飛んだ大変な遅刻だ
重たい身体をのベットから下ろして体を伸ばす
大「んん〜〜っ!!……っはぁ…!……」
部屋から出てみると物音1つせず、顔を洗いリビングへと向かうとテーブルにはラップの掛かった朝食に小さいメモが置いてあった
『起きたら食べてね、終わったら流し台に置いといて水につかしといて。 母さん 』
朝からチャーハンに味噌汁というわけのわからない組み合わせ
大「重っ……」
まぁいいけど……母さんだから仕方ないか、
大「いただきまーす」
うん……美味いけど重いな…
────────────
大「ごちそうさまー」
食器を水にひたし 洗面所に行って歯ブラシと歯磨き粉を手に取る
シャコシャコシャコ…グチュグチュ、ペッ!
はぁーっ…!!スッキリしたぁー…!!
清々しい気分になり大分目も覚めてから今日の予定を考える
父さんは薮家の父さんと一緒に仕事、母さんはママ友とバーベキューだって言うし、慧兄は図書館で勉強って、雄兄は友達とサッカー……
大「羨ましい……」
あーあ!
大「暇だなぁ……」
はっ、と思いついた
薮家へ行こう!!
───────────────────────
ー涼介sideー
大「ていうわけで遊びに来たの」
へぇ〜…あー、そういう事ね…それが薮家と中島家の家訓だもんな
呆れつつも暇潰しにはなるかと思い、ちょっと待っててとだけ告げてまた部屋に戻りスマホをポケットの中に突っ込んだ
涼「ん、おっけー」
大「はぁ______…………」
一通り私の服装を見てなのか何故か肩をガックリしながら大きな溜息を吐いた
何それ 幸せ逃げるよ。
涼「なに…」
大「いや?なんか相変わらずだなぁ〜って」
涼「はぁ?」
この子嫌味言ってんのかな?それとも喧嘩売ってんのかな?それなら買うぞ?
そんなこんなでイライラしながらも中島家に入った
154人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありやまGirl(プロフ) - 伊野尾_まりさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるように尽くします! (2018年9月6日 22時) (レス) id: 4d9c162f4d (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾_まり - 伊野尾くんがなんで受験に熱心になってるのかとても気になります!応援してます!頑張ってください! (2018年9月6日 22時) (レス) id: 9d9390a9a7 (このIDを非表示/違反報告)
ありやまGirl(プロフ) - ありがとうございます!いい話が書けるように頑張ります! (2018年4月3日 11時) (レス) id: 4d9c162f4d (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます! (2018年2月25日 13時) (レス) id: e6ef5ba2ac (このIDを非表示/違反報告)
ありやまGirl(プロフ) - ありがとうございます! (2018年1月19日 23時) (レス) id: 4d9c162f4d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ありやまGirl | 作成日時:2018年1月19日 16時