きらいの反対？（青） (ページ17)

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わからないページ17

「A俺と付き合ってくれへん？重なる元カレじゃなくてちゃんと俺を見て欲しいねん。」

『えっ？自信がない。また傷つくの怖いし。好きになるのが怖い。

でもね・・・もうわからないの。』

私は大きく息を吐いた。

『だってもう好きなのかもしれない・・・。』

「えっ。」

安田君が驚いた顔をした。

『さっきさやかちゃんと付き合うのかな？って思ったら凄く悲しかった。

自分の気持ちがわからない。』

安田君の顔が見れなくて下を向いた。

「A こっち向いて。」

『やだ。』

「何で？」

『ドキドキして見れない。』

「ふふっ。かわいい。」

『からかわないで。安田君の余裕な感じが嫌い。

どうせ経験の少ない私をからかって楽しんでるんでしょ。

やっぱり好きじゃない。もう帰る。』

「余裕なんかないわ。A落とすのに必死やわ。」

私はムキになって

『じゃあ絶対に落ちない。』

その瞬間引き寄せられ抱きしめられた。

体がビクッとして胸がキュンってした。