俺が私が嫌いなの？(青) (ページ13)

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安『えみ待って。』安田君が私を呼んだ。

「えみっ。ちょっと待って。」鈴加も私を呼ぶ。

いやいやこんな状況で待てるわけない。

必死で逃げると安田君が追いかけてきた。

お願い追いかけて来ないでよ。もうそっとしておいて欲しい・・・

安『ちょっと待てって。えみちょっと話がある』

安田君に右腕を掴まれてもう逃げられない。

「えみ待って。安田君がえみと話したいねんて」鈴加が追いついた。

「私、お母さんに買い物頼まれてるから、帰らないと。」

鈴「えみ私が届けてあげるからねっちょっとだけ話して帰り。」と買い物袋を私から

取り上げ「えみ急用ができたからちょっと遅くなるって言っとくから。」と鈴加は笑って

立ち去った。

どうしよう安田君と2人きり。

どうしよう私なにも話すことないよ。

公園のベンチに2人並んで座る.

気まずいよ

帰りたいよ

少しの沈黙のあと

安田君が話しかけてきた。