松49つ。 ページ16
.
家について、少しぼーっとしていたら、Aがいなくなっていた。
と言っても、ずっと俺と一緒にいるわけでもないからこんなこともあるのだろうなと思った。
だが、何故かじっとしていられなかった。
不安で苦しかった。
俺は家を飛び出した。
カラ松？！とおそ松兄さんの声が聞こえた。
日中の明るい日差しの中、街は当たり前のように普通で。
それでも、俺には自分の心臓の音しか聞こえなかった。
ドクドク、と鳴り響く鼓動。
全力で走れば、周りにも聞こえそうなくらい大きくなっていく。
カラ松「Aー！！！」
前にAがいなくなった時とは何かが違う気がした。
何故だかはわからない。
わからないが、Aはどこにもいないように思えた。
一旦、家に戻ることにした。
brother達といるかもしれない。
そう思ったからだ。
カラ松「チョロ松！！」
家に入り、一番近くにいたチョロ松に飛びつく。
チョロ松はえ？！と驚いた。
カラ松「A見たか？！」
そう言えば、家の中が静まった。
チョロ松だけではい。
brother達全員が俺を見る。
チョロ松「・・・いや、Aってだれ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1023人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「妹」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
milk - 読みながら泣いてました…！！とても感動する作品でした。完結の仕方もとても素晴らしかったです！！素晴らしい作品をありがとうございました。 (2022年8月23日 10時) (
レス) @page32 id: 1d931b58b6 (このIDを非表示/違反報告)
おそ松推し - 名前ちゃんの辛い日々と６つ子の優しさに、思わず泣いてしまいました! (2021年11月13日 13時) (レス) @page32 id: ba5dad3d4c (このIDを非表示/違反報告)
カラ松girl - あ、気づいたら完結してる…うぅ…終わっちゃった…カラ松推しで「カラなんとか」って初めてみたとき吹きましたwwww推しのはずが名前覚えてなかったと思うとwww面白かったです！ (2021年8月11日 20時) (レス) id: 298605cae4 (このIDを非表示/違反報告)
Sansの河(プロフ) - 感動して思わず泣いてしまいました！(T ^ T)こんなに素晴らしい話を読んだのは久しぶりです……この小説に出会えてよかった。ありがとうございました！！！ (2019年3月20日 10時) (レス) id: c3d69dd7c4 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - めっちゃ泣きましたその国語力分けてください笑これからも頑張ってください (2018年9月4日 6時) (レス) id: 4801f1c9b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：渡狸カルタ
| 作成日時：2016年4月26日 0時
