お砂糖さんと希望くん２ (ページ13)

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ユンギさんは最後まで
優しく、そして激しく愛を伝えてくれた。

全身を駆ける快感と耳元で感じる荒い吐息が

わたしにユンギさんの愛を感じさせた。

まだ、ユンギさんとつながっていた感触
入っていたという重量が身体に残っていた。

なんて幸せなんだろう。

いまだに震えるわたしの腰をさすりながら
ユンギさんは
「だいじょうぶか？」とほほえんだ。

コクっとうなずくとユンギさんは
裸のまま自分の胸にわたしを抱き寄せて

「もう敬語使うなよ？
　あ、あと呼び捨て。言ってみ。」

「ゆ、ユンギ・・・」

改めて言ってみてなんて言われると
恥ずかしいもので、ためらってしまう。

「聞こえないな～～～
　Aもうちょっと頑張って声出して。
　・・・さっきみたいに大きな声出してよｗ」

完全にさっきまでの行為を思いだして

顔が火照ってさらに何も言えなくなった。

「ん～そろそろ戻らないとなのに…
　ここで寝たい…めっちゃAの匂いするし」

布団に顔をうずめながら
足でわたしの身体をはさんでいる。

わたしも、離れたくない。

「…ユンギ、、ユンギーーー」

呼んでみると嬉しそうににやけながら

なに？？と近寄ってくるユンギさん。

「呼ぶ練習しただけだよｗ」と言うと

「んー…ね、耳元で言ってよ」と
みずから耳を向けてきた。