一緒に戦おう (ページ36)

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リオオリンピック韓国戦ページ36

今日はリオオリンピック開幕の日であり、そう。大事な1戦だ。

相手はＯＱＴで負けてしまった韓国だ。

韓国には世界No.1スパイカーもいるし、他の選手もとても強い。

だからって負けないし。←

私はサンパウロの合宿で最終調節をし、遥とのスパイク練習や、レセプションを多く練習した。

怪我もなく、万全な状態だ。

祐希も自分の合宿で忙しく、疲れてるのに長文の応援メッセージを貰った！

凄く嬉しかった♡

全力全開で頑張るぞ。

コートに入り、木村さんの掛け声でチームチームの士気が高まった。

木「行くぞ」

「「「おー！」」」

今回のスタメンは
木村沙織
長岡望悠
島村春世
佐々木A
宮下遥
佐藤あり紗

監督「A！焦らずいけ！」

「はい！」

第1セット

韓国のサーブから始まり、両国1歩も引かない試合となった。
何より印象に残ってあいる場面は島村さんの連続サーブだ。
自分の活躍した場面は結構あり、嬉しく思った。
チーム一丸となり、強い志で挑んだ第1セットは日本の勝利！

第2セット

私のサーブから始まり、1点目はエンドラインぎりぎりで打ったサーブの得点だ。
ただ、ここから連続得点は途絶えた。
スパイクを打つもののブロックされたりし、チームの中で少し焦りが見えたプレーが沢山あった。この試合は10点差をつけられての韓国の勝利となった。

第3セット

ブロックのリバウンドが取れてればスパイクを打てた。そう、勝ててた。という反省があったかなのか、ラリーが沢山出来た場面があった。ただ、第1セットの木村さんのサーブを見たからか、サーブを攻めようとしてのミスが目立った。この試合も韓国の勝利だった。

第4セット

チームの勝ちたいという気持ちが強く、それが皆のプレーに伝わったのか……大きな点差をつけられることもなくなった。
そして、韓国がもうすぐマッチポイントをとる少し前、大きな翼を失った。
エース木村さんが足の怪我をした。
誰もが諦めかけた瞬間、奇跡が舞い降りた。
迫田さんの二連続サービスエースだ。
こうして、会場内が迫田コールに包まれたて後1歩というところでセットポイントを取られてしまった。

こうして韓国戦は幕が降りた。

自分としてはここぞという場面で活躍出来なくて悔しい結果になった。

気持ちの切り替えも大切と祐希に言われたことを思い出し、カメルーン戦はストレート勝ちすると強い気持ちで就寝した。