あの日の午後。*･ ページ43
光side
涼介「ん、んー、…けほけほっ、」
大貴「鼻やだねぇ、」
あれからすぐHappinessに戻ってきたんだけど
鼻が詰まってるのが嫌みたいでグズグズの涼介。
涼介「ｽﾞﾙｽﾞﾙ……」
宏太「ちょいちょい」
光「ん？」
慧「吸引器持ってきたよ」
光「…うーん、笑」
宏太「今日は嫌な日なんだね触れるのが」
涼介はその日のメンタルでだいぶ変わるから
毎回慎重にやらないと虐待の時の感覚思い出して
パニックになったら大変だからね。
光「とりあえず渡すわ。」
大貴に吸引器をこっそり渡す。
涼介「んぅん、…ﾋｯｸ……げほっ…」
光「鼻拭くよ〜」
涼介「ん！だめ、…」
光「鼻スッキリするよ？」
涼介「んーん、」
大貴「苦しいのどっか飛んでくよ？楽になる！」
涼介「ゃ、だ…涙…」
光「嫌かぁ、」
大貴が何回か鼻触ってんだけどその度に怒る涼介
涼介「ｽﾞﾙｽﾞﾙ…げほっ、…はぁ…っ…」
大貴「宏太ー！｣
宏太「ん？なになにー」
大貴「侑李と裕翔呼んでくれない？」
宏太「了解」
涼介が1番安心するであろう2人を呼ぶ。
侑李「どうした？」
光「ごめんね？涼介吸引したくてさ」
裕翔「んーん全然大丈夫だよ」
光「ちょっとだけ抑えててくれる？」
侑李「分かった」
涼介すごい嫌がるから2人にも負担かけちゃうんだけど
俺らより安心出来ると思うから。
侑李「涼介なぁに泣いてるの」
涼介「ん、…ゆぅり、…」
侑李「涼介鼻苦しいの無くなる魔法しよっか」
裕翔「あっという間に楽になっちゃうね？」
さりげなく涼介の体を俺らの方に向けて
いつでもいいよと合図してくれる。
大貴「すぐ終わるからねぇ」
裕翔が涼介の頭優しく抑えてくれて侑李が体
抑えててくれる。
涼介「ん、ぃやぁ、…ん、ゃだ、｣
大貴もささっと吸引器で吸引して終わらせる。
涼介「ん、…んくっ…んぇぇ…涙…」
侑李「頑張った！涼介偉かったね！」
裕翔「すごいじゃぁん！」
光「偉い！」
大貴「ふぅ、笑」
侑李「大丈夫大丈夫。」
涼介を抱きしめて背中トントンしながら
落ち着かせてくれる侑李。頭を肩において泣く涼介
慧「パニックにならなくて良かった」
宏太「うん、」
俺らが気にしてるのには訳があって、虐待されてる時
よく顔とか頭とか殴られたりしてたみたいで、涼介はさ
顔はほんとに触られるの苦手なんだ。
だからパニックにならなくてほんとに良かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yamachan__1993(プロフ) - 初めまして！Happiness2のパスワード教えて頂きたくコメントさせて頂きました！Happinessのお話大好きなのでこれからも頑張ってください😭💕💕 (4月21日 12時) (
レス) id: da6cb5402c (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 初めまして！いつも拝見しています！久しぶりにhappiness2が更新されたとの通知がありとても読みたいのですが、パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？お気に入りの小説なので続きが気になって仕方がありません！よろしくお願いいたします。 (3月4日 22時) (レス) id: 9d29c67c6b (このIDを非表示/違反報告)
chimi(プロフ) - かかおさん» いつも読んで頂きありがとうございます！リクエストありがとうございます。了解しました！気長にお待ち頂けると幸いです！よろしくお願いします！ (2023年1月26日 23時) (レス) id: 476fcf9f7f (このIDを非表示/違反報告)
かかお - いつもお話ありがとうございます！ リクエストをしてもいいですか？もしよろしければ、知念くんの昔のが傷んで歩けなくなるのが見たいです！その時、メンタル的にも弱ってしまって、少しの動作でパニックを起こしてしまう…みたいなのがいいのですが、大丈夫ですか…？ (2023年1月26日 8時) (レス) id: 1c9c26cff5 (このIDを非表示/違反報告)
chimi(プロフ) - りょう。さん» リクエストありがとうございます！たくさんリクエストとても嬉しいです！ぜひ2つとも書かせていただきます！お待ちください！ (2023年1月26日 8時) (レス) id: 476fcf9f7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：chimi | 作成日時：2022年12月4日 23時
