ｽﾞﾂｳ ページ25
配信を切って私は割れそうなほど痛い頭を抑えベットに潜った
寝不足、気圧、ストレス、理由はわからないけど目を開けるの
も何かを考えるのも辛いくらいにズキズキしていた
このまま痛みとともに地獄に突き落とされないだろうかと思い
つつ、薬に手を伸ばそうとしたが生憎1度ベットに入った身体
に飲み物を取りに動く気力も残ってなく寝たら治るだろうと思
って意識を飛ばした
また変な夢を見ていた。
Dytica、Oriens 合同で任務に当たっており苦戦しているよう
に見えた。なんとかヴィランを倒して全員で本部に戻ろうと
した時だった。
kyng「女がいたらハンデすぎねぇか？」
言葉が出なかった。今まで1度もそのようなことも言われたこ
とはなく、なにかの冗談だと思いたかった。
こやの言葉に続くかのようにそれぞれ私の存在に対する不満を
くちにしていった。
みんなに私の声が届くことなく、ただ普段からは感じれない程
の冷たく憎悪までも感じられる目線に涙と吐き気が止まらない
耐えられずその場にしゃがみこみ、名前の分からない感情に焦
っていると、とても鈍くて大きな音と頭蓋骨が割れたんじゃな
いと思うほどの痛みを感じ目を覚ました
kgt side
配信で頭が痛いと言っていることを聞いて、散歩がてらAの様子を見に行った。
季節の変わり目なこともあり、体調を崩しやすくなるし少し気になっていたからちょうど良かったのかもしれん。
Aの家に着いてインターホンを鳴らしても応答がないから寝てると思って引き返そうとしたところ
usm「カゲツ？」
kgt「リトやん、どうしたん」
usm「多分目的おなじだと思うぞー？笑笑」
そう言って当たり前かのようにロートロックを解除してAの部屋に進んで行った。……なんで鍵もってるんや
usm「久遠〜？生きてるかー？」
kgt「縁起でもないこというなよ笑……A！？」
usm「え？」
リビングにも配信部屋にもいないため寝室かと思い部屋を開けるとベットで寝ているはずが、尋常じゃないほど魘されていてとても苦しそうなAがいた。
kgt「A！A起きて！！…なぁ！」
usm「カゲツ落ち着けって？…くぅ？くぅ、おきて」
まだ付き合いが浅い僕にはリトみたいに落ち着くことは出来んかった。前の時も僕はなんて声掛けていいんかわからんくて俯いて黙ったままで……
僕はこの子を守ることができるんかな……
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作者名：いちごぱふぇ | 作成日時：2023年12月18日 14時
