儚いヒーロー (ページ16)

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あ、いま戦うの辞めたら私死ぬのかな、生まれ変われるかな

民間の避難も追いついてるし大丈夫だよね

そう思ってヒーローモードを解除してそのまま力尽き、体が崩

れ落ちそうになった時

「抜刀！！」

聞き覚えのある声に続いて戦う3人とどこか落ち着く匂いに包まれていた

あー、また失敗しちゃった

そう思いながら気を失った

少しして目が覚めたが傷が酷く、完治に時間がかかるのと怪我

の影響で発熱してしまって安静にしておくしかなかった

『安静にしてるんだからその不機嫌ですって顔やめてよ』

「「「「怒ってるんだけど？」」」」

hsrb「なんで勝手に任務に行ったんですか？」

mrkm「しかもあれ僕らが戦うヴィラン違ったやん」

Inm「ほんとに危なかったんだよ？」

kyng「てか何勝手に負けた気になってんだよ」

めんどくさいなぁ…自分がまともに戦える相手じゃないのわか

って飛び出したのに

『連絡してる暇ないくらいだったし…』

kyng「だからってなぁ！！」

imn「ロウ落ち着いて。今そんなに怒ってもしんどくなるだけ
だし、休ませてあげよう。な？」

kyng「……」

hsrb「A？俺たち心配したんだよ？Aがいなくなった
らどうしようって。これからは話せなくてもいいから合図出し
て？わかった？」

『うん…ごめんなさい』

inm「はい！この話おしまーい。Aはゆっくり休んでなよ？カゲツもロウも行くよー」

心配したって、私のこと覚えてないのにいなくなったところで

でしょ。いなくなりたくてやってるのになんで止めるかなぁ

そう苛立って頭まで布団を被った

大好きだけど構わないで欲しい……わがままなんだよね

【作者より】

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